昔日の想い出2012_075
【西日に染まる赤レンガ駅舎】
【撮影:2012年8月26日】
復原工事が進む東京駅丸の内駅舎。
まだ丸の内が原っぱだった時代。帝都、いや、日本の玄関口としての駅とすべく、「中央停車場」が建設され、それが後に、今の「東京駅」となったのでした。
生まれも育ちも大阪の私が、なぜこの東京駅の丸の内駅舎に惹かれるのかはわかりません。
ただ言えるのは、この駅舎がもつ歴史的意義や価値、そして建築様式は特筆すべきものであり、平成の世に至っても日本の玄関、起点たる駅として堂々とたたずんでいます。
それは、近隣に存在する東京中央郵便局や三菱一号館などとは比べ物にならないほど、大きな意味・価値があるのではないでしょうか?
まずは丸ビル5階のテラスを訪れました。ここからは幾度となく駅舎を眺めています。
そしてすぐに行幸通りへ移動します。
この時期の夕方は、丸ビルなど向かい側の建物が影になるので、部分的にしか日の光が当たりませんでした。
一見すると、戦災復旧のあとも被災前と同じように見える中央口の屋根も、細部まで復原されています。よくみると微妙に異なるんですね。
行幸通りを皇居側に進んだ場所から。この部分を歩道にしたのは、本当にすばらしい事だと思います。
この場所はちょうど丸ビルと新丸ビルに挟まれた位置。左が新丸ビルで、右が丸ビルにあたります。
広角レンズを使って駅舎のほぼ全景を。
南口の背後(八重洲口)にも高層ビルが建ち始めています。
2012年8月22日の14時から、再び時を刻み始めた、丸の内駅舎の南北ドームに設置されている時計。
文字盤はアラビア数字になっています。
夕日に染まる赤レンガ駅舎。
工事も佳境に入っています。この梯子は工事中だから設置されているのでしょうか?
駅舎と反対側。西日が沈んで行きます。
北口ドーム。
南口ドーム。
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