昔日の想い出2016_018
【河津桜のふるさと その3】
【撮影:2016年2月28日】
片道4キロもある河津川沿いの桜並木。少しずつ遡って行きます。
豊泉橋にさしかかった所で一度川沿いからはなれます。下流から向かって右側に曲がり、河津町役場前を歩いていると、駐車場の整理係の人から声がかかりました。
「温泉があと1分で吹き上がるよ!!」
川の向かい川にある「峰温泉大噴湯(だいふんとう)公園」という場所で、その場所にある自噴泉のお湯が決まった時刻に吹き上がるのだと。私がこの場所にさしかかったのが11時29分、あと1分で吹き上がるのだと。
何もしなければずっと吹き出し続けるらしいのですが、今はバルブの開閉で定時に噴出させている様です。次の機会には間近で見てみましょう!
さて、自噴泉を見終えたら、再び歩き始め、また右に折れます。
そしてやってきたのが飯田家所有の「河津桜原木」。ここを目指していました。
そもそも、河津桜の歴史はまだ浅くて、昭和30年頃の2月のある日、このお宅のご主人だった飯田さんという方が、河津川沿いで見つけた桜の若木が、この大木にまで育ったのだそうです。
後に、この桜は新酒の桜であると判明して、昭和49年に「河津桜」と命名されたのだそうです。
ちなみに、河津桜は「オオシマザクラ」と「カンヒザクラ」の自然交配種であろうと推定されている様です。
河津桜の原木からエネルギーをもらったところで、一旦休憩。
その後、元の道を引き返すのではなく、飯田家住宅の前から川の方へ続く道を歩いてみました。ここでも菜の花と河津桜を楽しむ事ができますね。
再び河津川沿いに戻ってきました。少し前に歩いた場所です。
最初に歩いたときはあまり気にかけませんでしたが、これは近くの稲取に古くから伝わるつるし飾り、でしょうか?
昔日の想い出2016_018 【河津桜のふるさと その3】
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