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HCR32 加工日記

アルミボンネットのコンディション

さて、一連のバンパー換装作業に合わせて、退色が進んだボンネットも再塗装することにしました。
私の車、購入時からBNR32純正のアルミボンネットが取り付けられていました。長らく、このバンパーが0購入時から付けられていたのか、前オーナー氏がある時期に換装したのかはわかりませんでした。
後でわかったことですが、私の車は販売時点でこれらのパーツを取り付けた限定車、「タイプM・R」です。
このアルミボンネット、購入時は綺麗だったんです、当然。
ところがRB20DETエンジンからの熱と経年劣化によって、数年前から色が褪せ始めていたのです。それこそ「見て見ぬふり」です…

ところがバンパー交換を真剣に考え始めた頃、改めてボンネットを見ると「うゎ!こらやばいわ!!」と思うほど劣化が進んでいたのです。

この様を見た方も、「なんで?!」と仰るほどでしたが、どうやらエンジンから発せられる高熱が主たる原因のようです。

イメージ 1

別のアングルから見てみましょう。よく見ると、ボンネットフードとフェンダーの色が違っていました。
元は同じ色合いのガンメタでしたが、ボンネットフードの塗装が劣化し始めたのと同じ頃から、色合いが変わりはじめたようです。

イメージ 2

このアルミボンネットには1カ所だけエクボがありました。
購入時にはなかったこのエクボ、ガソリンスタンドかどこかのスタッフが押し込んでしまったのか、はたまた知らぬ間に野球か何かのボールかが当たったのか定かではありませんが、気になるとどうしても気になってしまいます。
それでも、塗装の剥げよりは目立たないので、なんとか見て見ぬふりを続けていたのです。
今回の再塗装に際しても、このエクボの補修は頭にありませんでした。「アルミの板金修理は高いし困難!」という事を聞いたことがあるからです。でも、このエクボも修理してもらえることになりました。これでフロントは随分綺麗になります。

これは入庫させる前夜に撮影した画像です。たまたま照明器具が真上にあったので、位置をあわせてエクボが目立つように撮影をしました。

イメージ 3

工場への入庫当日の朝、先端の方から見てみました。ちょうど真ん中付近。
角度によっては目立ちますね。でも、気づかなければスルーしてしまうでしょう。私は当然の事ながら、随分前から気づいていました。

イメージ 4

イメージ 5

でも、今回直してもらえるのです。やっぱり再塗装だけじゃなくてエクボの補修までしてもらった方がきれいですしね。費用云々はともかく、職人さんのこだわりのおかげで私の車は美しく進化するのです。

今回の補修作業についてはこのようになりました。
・スチール製ではなくアルミ製なので非常に難易度の高い作業ではある
・表面のみの再塗装ではあるが、表面全体の塗装を落とす必要がある。しかも、アルミという柔らかい素材なので豪快に塗装を落とすことが出来ず、薬品を使用することも出来ない。
・しかしながら、工賃は高くなるが不可能というわけではない。また、Sマークの近くにあるエクボの補修も行う。
カーボン製、FRP製、HCR32純正スチール製、さらにはエアインテーク付きなどいろいろありますが、私はBNR32純正アルミボンネットにこだわりたいので、再塗装をお願いすることにしました。バンパーと共に大きく変化するポイントとなります。

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