富士急行 001
【河口湖駅に留まる旧JR車と旧京王車】
【撮影:2006年5月21日 河口湖駅】
国鉄時代の車両がどんどん淘汰される中、まだまだ現役でがんばっている車両もあります。
房総の113系と並んで気になるのが、中央東線の115系。長野色でお色直しした編成が多い中、横須賀色も少し残っているようです。
ということで、富士山を訪れた2006年5月21日。山中湖で逆さ富士を見た後に向かったのは、富士急の河口湖駅。
もしかしたら山スカ(横須賀色の115系)が見られるかも
そう思っての行動です。
河口湖駅に着いてまず目に入ったのは「フジサン特急」。この車両、元は165系「パノラマエクスプレス・アルプス」だったそうですね。
165系の面影の残る顔にフジサン特急のキャラクター、のんびり余生を送っている印象を受けました。
「フジサン特急」の向こう側には1000形が停まっていました。これは元京王線の5000系。
雲の切れ間から見える富士山と1000形のツーショットも収めてみました。この車両の塗装も富士山をデザインしてるんですね。
JR(国鉄)と京王。八王子、高尾方面とを結ぶラインとして競合している2社ですが、その両社の古い車両が同じ会社の車両として共存している姿、何とも不思議な気がします。
この日のお目当てであった横須賀色の115系。一番手前のホームに停車していました。
この姿はめっきり減ってしまいましたが、とても自然に、当たり前のように停車していました。
でも、いずれは当たり前ではなくなるのです。
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