JR東日本 京葉線 002
【京葉線の205系、武蔵野線の205系、そして…】
【撮影:2007年10月28日 舞浜駅】
東京駅と千葉県の蘇我駅とを結ぶ京葉線。
併走する総武本線のバイパス的な役割だけでなく、東京ディズニーリゾートや幕張メッセ、千葉マリンスタジアムへのアクセスとしても知られています。
この京葉線の一部区間、じつは東京近郊を大きく扇形に走る武蔵野線の列車も乗り入れています。そのため、京葉線を走る車両以外に武蔵野線を走る車両も見ることができます。
武蔵野線の205系
もともとオレンジの103系が走っていた武蔵野線。205系の帯もオレンジがベースですね。
でも、サイドの帯はオレンジ一色ではなく、白と茶色の帯が入っています。
武蔵野線内は各駅停車となる、快速 府中本町行きです。8両編成の武蔵野線。舞浜駅を新浦安方面に出発していきました。
そういえばオレンジ帯の205系ってここだけなんですね。
205系は武蔵野線だけではありません。京葉線にも所属しています。
京葉線独自仕様の205系
サイドの行先表示幕は201系と同様にローズピンクの帯が入り、「京葉線」と書かれています。
少し丸みを帯びたこの顔は柔らかい印象がありますね。やはり東京ディズニーリゾートへのアクセスということを意識したとかしなかったとか。
顔つき以外はオリジナルの205系とあまり変わりません。
京葉線の各駅停車 海浜幕張行きも新浦安方面に向かっていきました。
ところで、海浜幕張は
Kaihinmakuhariではなくて
Kaihimmakuhariなんですね?!
さて、京葉線にはかつてスカイブルーの103系が走っていました。その103系を引退に追いやったのはスカイブルーの201系だけではありません。205系も他線から移籍してきました。
その移籍元は「山手線」。
元山手線の205系というと、仙石線や私が普段利用する埼京線などが例に挙げられますが、この京葉線にも在籍しているのです。それも、初期の編成が!
しばらく待っていると、狙っていた編成がやってきました。
元山手線の205系
この顔にローズピンク、見慣れないだけに少し違和感がありますね。
ドアの窓をよく見ると、初期タイプ特有の小さい窓。そして、客室窓も二段式という特徴が…
なんと量産先行車であるクハ205-1でした!
4本ある量産先行車、すべてが現在京葉線に所属しているそうです。この時は上下線ともこの量産先行車の編成でした。
まさしく、色が違うだけの元山手線オリジナル編成。
色や行き先表示は違えども、まだまだ現役ですね。
京葉線の205系、白い化粧パネルが配された編成は甲種回送されている編成を大阪で何度も見かけていました。
高校生だった当時は京葉線そのものの存在を知りませんでしたし、撮り鉄からも離れていたのですが、今思えばとても惜しいことをしてしまいました。
そしてこの205系と同じような顔つきをした武蔵野線の編成もあるそうですね。ところが、今回はその編成に出逢うことがありませんでした。これは次の機会にぜひ…
by mickie