2008/7/21(月)【松本から辰野を経て岡谷まで】
松本に到着しました。
ここからは長野方面はもちろんのこと、名古屋方面にも新宿方面にも向かうことができます。
塩尻までの区間、篠ノ井線内は名古屋方面行き(JR東海 中央西線)と新宿方面行き(JR東日本 中央東線)、すべての列車が同じ路線を走ることになるのです。
それにしても、この出発案内を見ると行き先も方面も関係なく複数のホームを使用していることがわかりますね…
少し時間があったので、駅弁を購入しました。といっても、松本の駅弁ではなく塩尻の駅弁です。
岩魚ずし
中はこんな感じです。
岩魚をはじめとする川魚って、塩焼きにしていただく機会が多かったので、押し寿司としていただくことができてよかったです。
ほのかに甘酢が利いていて、川魚特有の臭みもなく美味しくいただくことができました。
しばらくすると、長野色の115系がやってきました。
行き先表示にも見覚えのある地名が見られるようになります。
この列車に乗って10分ちょっと。あっという間に塩尻に到着です。
首都圏や中京圏の方々には身近だと思われる中央本線(中央線)。
新宿から長野方面に向かってくる列車、名古屋から長野方面に向かってくる列車それぞれは、塩尻を経て篠ノ井線の松本や長野へと向かいます。
新宿方面に向かう路線を「中央東線」(JR東日本)、名古屋方面に向かう路線を「中央西線」(JR東海)と呼び、現在は両線を直通する定期列車は存在しないそうです。
塩尻から新宿・名古屋方面を眺めてみます。
左が新宿方面に向かう中央東線、右が名古屋方面に向かう中央西線です。
新宿方面から1両の列車がやってきました。
今回の目的のひとつ、ミニエコー(123系)です。この列車に乗って中央東線の旧線を移動します。
車窓には安曇野とも木曽とも異なる風景が広がっていました。
そして辰野駅に到着。現在の塩尻〜辰野間は、ミニエコーがのんびり走る旧線。利用客も少ないローカル線的な印象です。
でも、かつては新宿方面からの優等列車も通過する路線だったようです。
塩尻〜辰野〜岡谷の、現在支線となっている区間は別称「大八廻り」と呼ばれていて、塩嶺トンネルが開通するまではこちらのルートが本線でした。
だだっ広い駅構内。たった1両の電車には不釣り合いな引き込み線や長いホーム。
かつて急行アルプスも停車していたのです。往時が偲ばれます…
そしてこれまた運転本数に不釣り合いの大きな駅舎。
なんでもこの駅舎は、新線開業の対価として建設されたそうな…
辰野から岡谷までは飯田線からやってくる直通列車で移動します。JR東海の電車、119系。
辰野駅でミニエコーとの並び。
塩尻〜辰野間はミニエコー(123系)がのんびりと走っていますが、辰野〜岡谷間は飯田線からの直通列車が頻繁に走っているようで、この119系以外にもJR東海の313系やJR東日本の115系も走っているようです。
そしてまた10分ちょっとの旅。岡谷にやってきました。
by mickie