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昔日の想い出2008_031

2008/9/23(火)【都心散歩(六本木・青山・表参道編)】

六本木ヒルズを後にして、次に向かったのは東京ミッドタウン。もうオープンして1年以上が経つんですねぇ。

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この日は中の何かを目指したわけではなく、とりあえず立ち寄ってみただけ。サントリー美術館の催し物をチェックして、今度は国立新美術館を目指すことに。

さて、どういうルートをたどろう?

ふと、東京ミッドタウンの目の前に昭和な薫りのする路地を発見。入っていくことにしました。
途中、左手に伸びる路地の向こう側に!!

昭和と平成、20世紀と21世紀の融合でしょうか。
古い街並みの先に突如、近未来的な構造物が建つ東京都心。これからどうなるのか…
期待と不安が入り乱れる想いがしました。。。

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そうしてたどり着いた国立新美術館。
ここも今回は中に入らず、外観だけを眺めるにとどめました。イベントは来月以降が少し楽しみですね〜。

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まるで人工のサボテン?!

そんなことを考えるのは私だけでしょうか???!

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国立新美術館から地下鉄乃木坂駅あたりを経て、青山霊園を訪れました。
ちょうどこの日はお彼岸。遠い親戚がここ青山霊園に眠っているので、お墓参りをすることにしました。

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お墓参りを済ませた後、一瞬「神宮外苑のいちょう並木を歩く?」ことも考えましたが、それは取りやめ、青山通りを表参道方面に向かうこととしました。
普段は車で通る道。歩いてみると見慣れた街も新鮮に見えるんですよね。
普段よりゆっくりと歩いていくと、表参道にたどり着きます。

表参道(おもてさんどう)とは1920年に明治神宮が創建されたのを機にその正面側の参道として整備された道路の通称で、原宿駅前付近から青山通りと交差する表参道交差点までの区間を指します。
また、渋谷区神宮前、港区南青山のうち、表参道交差点(東京地下鉄表参道駅)を中心とする一帯を「表参道」と称することもあります。ここでは特に後者の意味合いが強いですね
表参道交差点を右に折れ、今度は原宿方面に向かいます。途中の横断歩道橋に上り、原宿方面を眺めると…
ケヤキ並木の美しい道路です!でも人や車が多い…
もう少し人が少なければ、散歩するにはちょうどいい道ですね。

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ここ、表参道にはかつて「同潤会青山アパート」がありました。
関東大震災の後に建てられたこのアパートは今、六本木ヒルズや東京ミッドタウンと同じくらい有名なスポットになっていますね。

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でも、私の目に入ってきたのはその大きな建物よりもこの部分。
同潤館と呼ばれるこの部分は、既に取り壊されたはずの同潤会青山アパートの一部を忠実に再現しているのです
(保存したのではなく再現・再生しているのです)。

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かつてこの地に、同潤会青山アパートが建っていた頃から、何度も歩いたことがあります。
そうして持ち上がった再開発計画。
「始まっちゃうのかぁ」と思っていたところ、平成15年頃から大がかりな工事が始まりました。
歴史のある建物が取り壊されるだけではなく、建物に絡まったツタや、敷地内で地域の人々の日常を見守ってきた多くの樹木が引き抜かれ、更地になりつつある様子を見た時はとても寂しい気がしました。
もちろん再開発は必要なこと。古いものにこだわり続けるわけにはいきません。
でも、やはり少し寂しい…
と思っていたら、こうしてひっそりと再現されていたのです。かつてと同様、少しずつツタも絡まり始めているようです。
これってとても素晴らしいことだと思いませんか?
しばらく同潤館の前で建物を眺めてから、再び歩き始めます。表参道ヒルズの中にも入りません(笑)
うんざりするほどの人混みの中をただひたすら歩きます。

そうして到着したJR原宿駅。ここがこの日のゴール地点でした。
赤坂のアークヒルズからここまで約6.7キロ。結構歩きましたね(笑)

久しぶりの散歩。心地よい疲れが残って、いい気分転換になりました。

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