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昔日の想い出2009_020

2009/7/25(土)【台東区谷中】

夏らしい。むっと来る蒸し暑さが東京の空を覆っていた2009年7月25日。
毎月通っている青山霊園から地下鉄を乗り継いである場所に向かいました。上野駅でJRに乗り換えて2駅。日暮里で改札を出ます。
日暮里駅前から延びる緩やかな坂を、山手線の内側に向かって歩き始めました。
そこは商店が建ち並ぶ静かな街。

しばらく歩くと、こんな階段に遭遇します。
私が目指したのは谷中・根津周辺。通称「谷根千」と呼ばれるこのあたりを歩いてみたかったのです。

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この階段は「夕焼けだんだん」と名付けられています。

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名前の由来は、この階段を改修した時、タウン誌の編集長が夕焼けの美しさを表現して名付けたのだそうです。
次の機会には、ぜひ夕方のこの場所を訪れてみたいものです。

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夕焼けだんだんを降りるとそこから「谷中銀座」に入ります。昔ながらの風情が残る、とても居心地の良さそうな商店街。

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少し歩くと、人だかりの先にたくさんの写真が見えました。

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ここはテレビでも取り上げられたことがある、肉のすずきというお店でした。
このお店のイチオシは元気メンチカツ(200円)。

もちろん揚げたて!とってもジューシーでした!

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このお店に限らず、どのお店も人情味が溢れていました。歩いているだけで晩ごはんのメニューを考えることができそうなほどでした。

東京都台東(たいとう)区北西部の地区。上野と駒込(こまごめ)の間にある谷という意でよばれたという。徳川家康入府後、善光寺、玉林寺、一乗寺、大行寺、長明寺などが前後して創建され、3代将軍家光(いえみつ)から5代綱吉(つなよし)の時代にかけて寺院が集中し、現在の寺町谷中の基盤が築かれた。谷中霊園はよく整備され、サクラ並木もあって散策の地となっている。

…Yahoo!百科事典より一部引用
谷中銀座を抜けた後、道に迷わないよう広い通りをぐるりと迂回して、次に目指す場所に向かいました。

この界隈には防災広場として整備された場所もありました。その奥は高台になっていて、そこには青々とした木々がはを広げています。

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この階段を昇って、山手線の内側にあたる千駄木方面を眺めてみました。

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東京の下町の空って、意外と広いんですね。

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そしてしばらく歩くと、寺町に入っていきます。

観音寺の築地塀


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築地塀(ついじべい)とは泥土をつき固めて作った塀。単に「築地」(ついじ)ともいう。石垣の基礎に柱を立てて貫を通した骨組みを木枠で挟み、そこに練り土を入れて棒でつき固める「版築」という方法で作られる物が多い。塀の上には簡便な小屋組を設け、瓦や板などで葺いたものが多く見られる。古くより貴族の邸宅や寺院、官舎などに見られ、現在でも御所や寺院などで見られる。規模の大きい物は「大垣」と呼ばれ、平城京の南面の築地塀は高さ12mに達したという。

…Wikipedia より引用
塀の中に埋め込まれているのは瓦でしょうか?これもまた美しい造形を魅せていますね。

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私の目の高さとほぼ同じくらいの屋根瓦。

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細かな細工もまたステキです。

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この界隈には、古くから残っている民家(商家?)も見られます。これはいつ頃建てられたお宅でしょう?

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そして、坂の街。三浦坂を下って、次に目指す場所へ。

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空を見上げると飛行船が気持ちよさそうです!

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不忍通りを渡ってしばらく歩くと、なんとも懐かしい匂いがしてきました。

やっぱり!!


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銭湯がありました。

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