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32紀行020

【高原を駆け抜ける】
【撮影:2006年10月9日(月)】

スカイラインフェスティバル2006が開催された2006年10月8日の翌日は、小淵沢から上信越道方面に抜けました。

一夜を「道の駅こぶちざわ」で明かし、目を覚ました直後の朝の7時に撮影したタイプM・R。
泥だらけ、しかも満身創痍ですね…

イメージ 1

イメージ 2

2005年の夏に装着したサイドステップなどのエアロも、この車になくてはならないアイテムになっています。
赤/黒のSuperADVAN SA3Rも、タイプM・Rには必須アイテムです。
ハコスカ後期仕様の「Skyline」エンブレム、もう少し下の方に付ければよかったですね。。。
画像を見ると少し上すぎたなぁと思ってしまいました。

道の駅こぶちざわを出発し、まずJR小淵沢駅を探しました。その途中に雰囲気の良さそうな小屋を発見。すかさず停車しました。

イメージ 3

イメージ 4

3枚目の画像を見て、ふと「サーフィンライン?!」と思ってしまいました。
R32には、かつて伝統的に描かれていたサーフィンラインを彷彿とさせるキャラクターラインがリアフェンダーに描かれています。
このキャラクターラインが「R32らしさ」を演出しているのですが、この角度で見ると、ボディに写り込んだ景色の陰影とキャラクターラインがうまく融合して「サーフィンライン」を演出しているのです。
もし、こうした事を考えてボディデザインを考えていたとしたら、伊藤修令さんは単なる技術者ではなくもはや「芸術家」ですね。

こうした風景にも自然ととけ込むのはやはりスカイラインならでは。
普通の乗用車だとこうはいかないと思います。

小淵沢を後にして、森の中を通る国道を走り抜けました。
絶好の行楽日和、多くの車やバイクが気持ちよさそうに走っていたのが印象的です。

しばらく走ると清里にさしかかりました。のんびりすごすにはもってこいの場所、1泊2日でも足りないくらいですが、この日はごくわずかの滞在です。。。
清泉寮を訪れる前、長野県立八ヶ岳牧場に立ち寄りました。ここからは富士山が眺められます。
2006年は富士山と縁の多い年でした。
富士山を走ったのは3回、富士山上空を旅客機で飛んだこともありました。遠くに浮かび上がる富士山を眺めることも度々ありました。

まず、八ヶ岳牧場の駐車場に滑り込ませます。

イメージ 5

「スカイライン(SKYLINE)」という名前どおり、きれいな青空がよく似合います。
若かりし頃の櫻井眞一郎さんの「自分が作っている車もあんな風(芳ヶ平湿原から見られる白根山の尾根)にきれいな車にしたいな」という想い、しっかり受け継がれていますよね。

清里を後にして今度は野辺山にさしかかりました。
ここはJR線としての国内最高地点付近。小海線の傍で何枚か撮影してみました。
まずは石碑の前で。

イメージ 6

こんどは小海線沿いを通る道路にて。それに背後には八ヶ岳連峰も見られます。

イメージ 7

まっすぐに伸びる道路と線路は走るのも眺めるのも気持ちが良いものですね。

イメージ 8

スカイラインという車。サーキットが似合うのは当然ですが、都会の真ん中にも大自然の中にもマッチするように思います。
それは、やはりこの車の本来あるべき姿なのかもしれません。
長時間運転していても疲れない、或いは飽きない車。つまりはいろんな場所に行きたくさせる車。
運転することが楽しいから、旅行する機会が増え、新しい発見ができる。
運転することが楽しいから、サーキットで走りたいという欲求が生まれる。
こうした想いは、たぶん他の国産車では感じられないでしょう。。。

櫻井さんの想いはスカイラインのファンにしっかりと根付いているように思います。

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