大井川鐵道 005【元京阪テレビカー　3000系】

大井川鐵道といえば、つい最近まで「SLの宝庫」ということしか知りませんでした。電化されているということすら認識していなかったのです。

ところが、ここは私にとってSL以外にも魅力があることを知ったのです。
大阪出身である私にとって、南海・近鉄・京阪の電車が走っているということは垂涎物です。
しかもそのほとんどは利用する機会がありませんでした。なので「日常の足」として地域の人たちが利用できるなんて羨ましい限りです。

川根温泉笹間渡から戻るような格好で福用にやってきて、次の千頭行き電車を待っていました。やって来たのがこの編成。元京阪テレビカーの3000系です。
まず、改札口のあたりから正面を狙ってみました。京阪電車との縁がほとんどなかったので、とても新鮮です。

構内の踏切から。元特急用だっただけに2両という短い編成には違和感を感じますが、静かに余生を送っていることを伺い知られます。

福用のお立ち台でしばらく滞在し、その後千頭に向かっている途中、下泉で金谷行きを見かけました。 3000系ってこんな窓だったんですね。初めて知りました。

今回は残念ながら乗車することができませんでした。
「次はテレビカーかな？」と予測しても他の車両がやってきたのです。今思えば、川根温泉笹間渡から五和まで向かっていれば、福用で後追いくらいは撮影できたのになぁと後悔しています。