かつてJR(国鉄)信越本線の駅だった在来線の軽井沢駅。EF63をはじめ、エル特急あさまなどの優等列車が走っていた場所です。
私が大学時代に高崎から通しで乗車した時代とは違い、首都圏から長野方面へ向かう場合は長野新幹線を利用する今、並行在来線として残った路線は、地方の一ローカル私鉄になってしまいました。
同様に東北本線や鹿児島本線も「経営上」分断されてしまいましたが、横川〜軽井沢間は鉄路そのものが分断されているわけですから、重みの大きさは別格ではないでしょうか?
この地に立つ少し前に訪れた横川駅でもそうでしたが、駅名表示板は一方向しか示されていません。
旧信越本線であるしなの鉄道軽井沢の隣の駅は中軽井沢しかありません。なんだか寂しいですね。