箱根登山鉄道 001
【天下の険 箱根の山をゆく登山電車】
【撮影:2006年6月24日 大平台駅周辺・上大平台信号場周辺】
箱根登山鉄道の大平台周辺にはあじさいやスイッチバックなどの見所がたくさんありました。
カーブや勾配が連続する単線を走るその姿は、さすが「登山鉄道」です。
箱根湯本駅からまずは大平台駅までやって来ました。
こちらはクモハ1000形。一見すると最近の車両と思いきや、昭和50年代後半の車両なんだそうです。
しばらくすると駅構内にモハ1形が入線してきました。
大平台駅は改札口がホームより上にあるので、車両の屋根を撮影することもできます。
古い車両ならではの構造。今では「造形美」のひとつといっても過言ではないかもしれません。
少し歩いて、上大平台信号場と大平台トンネルとの間にある荏原踏切までやって来ました。
先ほど箱根湯本駅に向かっていったモハ1形が戻ってきたようです。
昭和25年製というモハ1形。箱根の山にはこの電車が似合うと思います。
110と107の2両編成。のんびりガタゴトと箱根の山を登っていきます。
私が大平台駅までやってきたクモハ1000形も戻ってきました。
次にやってきたのは上大平台信号場。箱根湯本〜強羅間にある3箇所のスイッチバックのうちのひとつ。
ここから見るとこの鉄道がいかに急峻な勾配を登っているのかがよくわかります。
「上り列車」、箱根湯本行きがやってきました。
上大平台信号場に停車します。でも、客扱いはしません。ここは駅ではなく「信号場」なのです。
続いて、「下り」の強羅行きが登ってきました。少し表現がややこしいですね…
そして強羅行きも停車。新旧の車両が並びました。
先着していた箱根湯本行きが出発し、強羅行きが残っています。
そして出発。先ほど箱根湯本行きが走ってきた線路と同じ線路を走っていきます。
by mickie