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JR東日本 甲信地区 005

【小海線 JR鉄道最高地点をゆく】

【撮影:2006年10月9日 小海線清里〜野辺山間、野辺山駅】

小淵沢駅を後にし、清里周辺を訪れたりしながら小海線沿いを北上していきました。
途中の野辺山駅はJRの駅としては最高地点に位置する駅として有名ですが、JR線としての最高地点は清里駅と野辺山駅の間にあります。
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清里駅に立ち寄った時に時刻表を確認しておいたので、おおよその通過時刻は予測できます。
最高地点そばのドライブインに車を止めて、その時を待ってみました。
ところがここで予想外の出来事が!思っていたより早く列車がやってきたのです、それも清里方面から。

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清里駅で確認したのは定期列車の時刻表。そう、臨時列車を見落としていたのです!
あわててカメラを持って、事前に考えていたポジションに向かいました。

列車は私の慌てぶりを知るわけもなく、何事もなかったかのように目の前を通過していきました。
幸いなことに、私も無事に撮影することができています。

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撮影時には気づかなかったのですが、この列車、小淵沢駅の留置線に停まっていたキハ110でした。
2両編成のうち小淵沢寄りの車両が「キハ110-110」という、特徴的な番号の車両です。
小淵沢駅に留置されていた時「ワンマン」と表示されていた場所は「臨時」と表示されていました。
列車が通過した後、安全を確認した上で踏切から野辺山方面を撮影してみました。
まっすぐに鉄路が1本だけ延びています。高原列車の印象的な1枚と思いませんか?

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ここは標高1,343メートル、JR線の駅としては日本一高い場所にある野辺山駅です。
ディーゼルカーではありますが、都心と変わらず決まった時刻に列車がやってきます。
有数の行楽地を抱えているだけに、利用客はまずまずの多さ。

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この日は雲がほとんどない絶好の行楽日和。高原の避暑地をイメージさせる白い駅舎と青い空のコントラストが最高です。
駅前はもちろん、駅構内にもここがJR線最高地点であることを表す標識があります。
ここは駅自体がまぎれもない観光名所なのです。
ただし、何も知らない人がこの画像を見たら、ただの地方ローカル線の風景としか見えないでしょう

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清里の方から列車がやってきました。小淵沢発小諸行きですね。

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先ほど見かけた臨時列車と違い「ワンマン」の表示が出ています。この高原列車に乗っていく先はどこなんでしょうね?

イメージ 9

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by mickie