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JR東日本 中央線 007

【201系の行き先表示 幕まわしふたたび】

【撮影:2007年1月4日 東京駅1番ホーム】

東京駅の1・2番線ホームは中央線快速電車の発着ホーム。普段利用される方なら、ここを発着する列車の大半は「快速」「中央特快」「青梅特快」「通勤快速」「通勤特快」であることはご存知でしょう。
そして、「普通」「各駅停車」という列車種別が殆どないということも。。。
中央線(東京〜高尾間)の基本的な列車種別は「快速」だと言われています。
日中、御茶ノ水〜新宿間の各駅は総武線と直通運転している列車が「各駅停車」として運用に就き、東京発着の各駅停車は存在しません。

そんなこともあってか、中央快速線の201系において、快速列車には「快速」という表示が一切ありません。
たとえばこの場合、東京〜立川間(厳密には平日の東京〜中野間、休日の東京〜吉祥寺間)は快速運転となる八高線直通の快速箱根ヶ崎行きということになります。
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そして、中央特快や青梅特快などと同様に、通勤快速は列車種別が表示されます。
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そして、富士急直通の通勤快速河口湖行きなる表示も見られます。
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ただ、東京発着の各駅停車が運転されないのは日中のみ。逆に、早朝深夜は総武線との直通運転がなくなり、東京発着の各駅停車が設定されるのです。
かつて、その存在のみを知りつつ、実際みたことがなかった頃には、その各駅停車の表示がどのようなものなのか疑問を抱いていたことがあります。

その中央線各駅停車、201系ではこんな風に表示されていました。
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紺色の文字で「各駅停車」と表示されている201系。基本種別が快速であるこの路線ならではですね。
この日、幕まわしを見ることができたこの列車は、最終的に各駅停車豊田行きとなりました。
総武線と直通運転をしている時間帯、いわゆる「各駅停車」という種別は三鷹までしか走らないので、三鷹以西の、武蔵小金井や国分寺、立川、豊田などという行き先と「各駅停車」という列車種別の組み合わせもある種レアな存在かもしれません。
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この行先表示幕に表される列車種別、E233系になってからはきちんと「快速」表示もされています。

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by mickie