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JR東日本(東関東エリア) 001

【内房線を走る横須賀色の111・113系】

【撮影:2006年3月21日 浜金谷駅】

2006年3月17日付け東京版の新聞紙面に、常磐線の103系と東海道線の113系が引退するという記事が掲載されていました。
103系も113系も、その型式はわからずとも、「顔」を見れば多くの人がピンと来るはずです。

実家のそばを走る阪和線も、かつては103系と113系、そして205系1000番台数編成だけでしたが、関西空港開港時には223系が投入され、さらに221系が配置されていつのまにか113系は淘汰されていました。

ということで、房総半島まで早春を探しに行ったその日、絶滅危惧種となりつつある113系も追いかけてきました。
金谷の港に車を止め、JR内房線浜金谷駅に徒歩で向かうと、聞き覚えのあるコンプレッサーのような音が聞こえてきました。
上り17時28分発の千葉行きを待つ、下り17時28分発の安房鴨川行き。
いずれも111・113系1000番台。横須賀・総武快速線との相互乗り入れ用に導入されたグループです。

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上下線の電車が並んだその様子は、強いインパクトがあるわけではなく、ごくごく当たり前の光景です。
でも、このごくごく当たり前の光景もあと何年かすると見られなくなるのでしょうね。そう思うと、不思議な懐かしさを感じてしまいました。

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下りの安房鴨川行きが若干早く出発し、上りの千葉行きだけが残っています。

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西日を浴びながらカーブをゆく横須賀色の111・113系。

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タイフォンの位置が下の方に移動しているこのグループ。

イメージ 5

まだまだ当たり前のように走っていったのでした。

イメージ 6

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by mickie