夜行列車 001
【寝台特急 北斗星1号】
【撮影:2006年12月3日 上野駅13番ホーム】
上野公園を訪れた帰り、JR上野駅構内でふと、発車案内を見ると、そこには「北斗星1号」の文字が表示されていて、発車まであと30分程度ということを知りました
「これは撮らなきゃ!」
急いで上野駅13番線に向かいました。
エスカレーターを降りると、既に推進運転(機関車を最後尾に付けて運転すること)で入線しているところでした。
上野から青函トンネルを経て札幌まで向かう列車。今や、トワイライトエクスプレスと並ぶ豪華列車のひとつでしょう。
この列車の最後尾はゴールドの帯を巻かれたカニ24でした。
電源車であると当時に荷物車でもあるカニ24。かつて鉄道による荷物輸送を担っていた頃の末裔。
このスペースも今は使われないままです。
電源車の前にはオハネフ25がつながっていました。
あれ?オハネフ25?
本来編成の両端にあるはずの車両が中間車として連結されているんですね。開放式B寝台をつなぐという事情など、いろいろあるのでしょうが、なんだか違和感が…
そのまま少しずつ先頭の方に歩いてみました。
JR北海道所属の24系25形。個室寝台車が多く連なっています。しかも帯は金色。
古き良きブルートレインのハイグレード版といった印象、いいですね。しかもボディサイドにはオリエント急行を意識したというエンブレムもあります。
途中には食堂車もありました。スシ24というこの食堂車、元は481系電車の食堂車だったようです。
天井の高さに違和感がありますが、今や北斗星にはなくてはならない車両でしょう。
そうして先頭にやってきました。この日の牽引機は通称「カシ釜」と呼ばれる、寝台特急カシオペアに使用されるための塗装を施されたEF81でした。
EF81。かつてはローズピンク一色でしたが、今では様々なヴァリエーションが見られるようです。
by mickie