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夜行列車 005

【大阪駅に留まるトワイライトエクスプレス】

【撮影:2007年5月3日 大阪駅10番ホーム】

2007年のゴールデンウィーク、急遽実家のある大阪に帰ることにしました。
大阪環状線のホームに移動してふとJR京都線の方を見ると、深緑の電気機関車が見えるじゃないですか!
時計を見ると、正午近く。

今日はトワイライトエクスプレスの運転日だ!



そう思い、急いで10番線に向かったのです。

20年ほど前に来日したオリエント急行のJR西日本版とも言われるトワイライトエクスプレス。
それまでの寝台特急(ブルートレイン)とは一線を画す外観や設備は、デビュー当時から今に至るまで、注目を集める存在だと思います。
虹釜ともカシ釜とも違う、落ち着いた外観のEF81です!

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これから札幌までの長旅、本州の大半を担当するこの機関車の横顔からは、長距離ランナーとしての緊張感が伝わってくるようです。

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かつて東京口のブルートレインで使われていたとされる、カニ24電源車がEF81の次位に付いていました。

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行き先表示幕ですが、行き先より列車名の方が目立ちますね。

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とても立派なサイドデカールがつけられています。
そういえば、北斗星にもエンブレムがつけられていました。

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2002年にリニューアル工事が施され、木目調でハイグレードな雰囲気の内装になったんだそうです。
このあたりが「JR西日本」「(旧)大鉄局」ですね。

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窓を大きくとったサロンカー。ここから眺める日本海の夕陽は最高なんでしょうね。

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こちらはスシ24 食堂車「ダイナープレヤデス」。
他の客車と大きく異なるその形状は、「元485系電車」の名残ですね。

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大阪発札幌行き、下り列車の最後尾は「スイート」「ロイヤル」と名付けられた豪華な個室がある車両です。
この大きな窓は「スイート」。新婚旅行や年配のご夫婦が豪華な列車の旅を堪能するために利用するかのようですね。

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ヘッドマークと共通のデザインを持つテールマーク。

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日本で一番長い距離を走るこの列車は、出発の瞬間までこのホームで静かに留まっていました。

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by mickie