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JRグループ SL列車 001

【函館駅にて 初めて目の当たりにした本線を走るSL】

【撮影:2006年5月4日 函館駅5番ホーム】

まさかこんなところで本線上を走るSLと会えるなんて夢にも思っていませんでしたので、とてもラッキーでした。
七重浜駅からワンマン運転のディーゼルカーで移動し、函館駅に到着しました。
駅構内を歩いていると、列車案内にとても気になる表示を発見。大急ぎでホームへと向かいました。

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まず目に入ってきたのは、黒く塗られたディーゼル機関車 DE10。函館発の列車は最後尾に連結されることになります。

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その前には車掌車(緩急車)。この車両の役割は何なのでしょう?展望車的な扱い?

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客車はぶどう色に赤い帯を引かれた14系座席車と旧型客車。JR北海道管内ではSL列車の中に組み込まれることが多いようです。

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この車両はJR化後、スハフ44から改造されたスハシ44。

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車内にはだるまストーブがありました。

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この車両は「カフェカー」と呼ばれていて、車端部にはカフェテリア(売店)が設置されています。
シートのクロスは張り替えられ、テーブルも設置されていました。

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随所にレトロ感がある装飾が施されていましたが、天井にはJNRマーク入りの扇風機が残されています。
色々な意味で趣のある車両です。

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旧型客車ならではの手動ドア。でも、蛇腹式自動ドアの14系客車とは開閉機構が異なることもあり、このドアが開くことはないようです。

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14系客車も外観は同じような配色になっていました。とはいえ、基本的な構造は全く異なります。
スハシ44は特別車、そうした印象が感じられたのは私だけでしょうか?

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牽引機は函館運輸署に所属するタンク式蒸気機関車、C11 171 でした。

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運転室には見学の観光客が多数集まっています。
今の時代、蒸気機関車を見る機会などほとんどありませんからね。

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JRの本線上を走行する蒸気機関車。この日は停車している様子しか見ることはできませんでしたが、それでも煙突から煙を出す蒸気機関車を肉眼で見ることができたのはこの日がはじめて。

その堂々たる姿は今でも素晴らしいものです。

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by mickie