JR西日本 阪和線 037
【阪和線を走る優等列車】
【撮影:2011年9月25日 鶴ケ丘駅下りホーム】
阪和線を走る優等列車。「オーシャンアロー」「スーパーくろしお」「くろしお」「はるか」と様々あります。
かつては急行「きのくに」であったり、関西本線から阪和貨物線を経由して杉本町付近から南下する特急「あすか」などもありましたが、定期列車としては南紀へのアクセスである「くろしお」系統と関空アクセスの「はるか」に集約されています。
スーパーくろしおがやってきました。新宮寄りにパノラマ型グリーン車 クロ380が連結されています。
かつては専用色だったスーパーくろしおですが、現在はくろしおに充当される381系全てが283系に似た塗装になっています。
基本編成(6両)に付属編成(3両)が増結されていました。
ヘッドマークはスーパーくろしお専用のもの。
1976年に鳳電車区に配置され、1978年10月から特急くろしおの運用に就いた381系と2010年12月から運用に就いた225系5000番台がすれ違います。
去り行くものと新しいスタンダードとのすれ違い。
こちらはくろしお。
京都寄り先頭車だけを見ると、ヘッドマークがなければスーパーくろしおとの違いがわかりません。
堂々の9両編成。
そしてJR東日本所属の、いわゆる「電気釜」形状の先頭車ではなかなか見られなくなった特急シンボルマークも健在。
ヘッドマークも絵入りになって以来、一貫して同じデザインですね。
こちらは281系を使用した関空特急はるか。
日中は基本編成のみの6両で運転されている様です。
281系そのものは、関空特急はるか専用。
くろしおとは性格の異なるはるか、様々な点で差別化を図っているのでしょう。
by mickie