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JR西日本 大阪環状線 001

【天王寺駅を出入りするオレンジの103系】

【撮影:2007年1月3日 天王寺駅】

オレンジの103系というと、大阪圏だと大阪環状線の他に桜島線が挙げられますね(今では「ゆめ咲き線」の名称が一般的ですか?)。
首都圏だと古くは中央快速線、最近までは青梅線や五日市線、武蔵野線などで見られましたね。

今回は短時間でしたが天王寺駅構内の数カ所で撮影してみました。

最初は環状外回り、西九条・弁天町方面行きの電車です。
ここの103系も阪和線と同じような体質改善工事が行われていたり、行き先表示が黒地に白文字であったり、「今の」関西圏を走る103系になっていますね。

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こちらは天王寺止まりの電車です。
大阪環状線は東側半分をピストン輸送する列車があり、この天王寺駅と大阪駅とが折り返し点になっているのです。
他には電車区の最寄り駅にあたる森ノ宮や京橋も該当するのでしょうか?

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これらも環状外回りの電車です。
高運転台の編成ですが、体質改善延命40N工事の後が見られます。客室窓だけを見ると、103系だか何だかわかりません。

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今度は天王寺発内回り方面の103系を中心に取り上げます。

寺田町方面からやって来た外回り電車です。この列車は天王寺止まり。
一度留置線に入った上で内回り電車になります。
この車両、戸袋窓や正面のガラス押さえの金属化を除いてほぼ古い姿を残しています。
そういえば、大阪環状線の103系に限っては運転台左下に車番が表示されています。

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新今宮方面からやって来た内回り電車。この編成もおおよそかつての姿を維持していますね。
戸袋窓はすべてなくなっていますが、ドアの窓ガラス押さえはゴムのままです。
この列車はしばらく停車した後、寺田町方面に出発していきました。

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先ほど寺田町方面からやって来た編成が、内回り電車として11番線に入線してきました。
クハ103-1と反対側には体質改善N40を施された高運転台車が配されていました。あまりに対照的すぎて驚きました。

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この列車もしばらく停車してから、寺田町方面に出発していきました。しばらくの間「環状内回り」電車として環状運転を続けることでしょう。

延命処置を施してまだまだ元気に走り回っている103系、あとどのくらい走ってくれるのでしょうね。

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by mickie