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JR西日本 大阪環状線 002

【大御所?にして新参者 オレンジの201系】

【撮影:2007年1月3日 天王寺駅周辺】

大阪環状線を走る列車といえば、東京の中央快速線と同じオレンジ色の電車。
中央快速線と異なるのは201系ではなくて103系。その大阪環状線にも動きが見られるようです。
京阪神緩行線で長らく運用に就いていた201系が転属を開始して、大阪環状線などで運用を始めたんだそうですね。
今回天王寺駅に向かった最大の目的は、この大阪で見られるオレンジの201系をカメラに納めることでした。
ずいぶんと割合が高くなっているようで、待っている間にもひっきりなしにやってきました。

天王寺駅11番線にやってきた環状内回り。一見すると中央快速線の201系と変わらないオリジナルのコンディションを維持しているようですが、よく見ると体質改善工事が施されています。
どうやら大阪環状線に転属した編成はすべて体質改善工事を施すようです。

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車体番号の表記も新しいバージョンですね。ただし、所属を表す「大モリ」の表記は従来のままです。

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この列車が寺田町方面に出発していきました。103系と異なり、201系はスカートの部分に車体番号を表示させているんですね。

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この次にやってきた環状内回り電車も201系でした。

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一度やってくると立て続けに来ます。阪和線でもそうでしたが、同じ系列を立て続けに走らせる運用にしているのでしょうか??
この前の列車はラッピングトレインでしたが、この列車は広告のないすっきりした外観でした。

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11番ホームの201系に目を奪われていると、外回りの201系を見逃してしまうところでした。

天王寺駅13番ホームで停車中の列車。乗務員交代で引き継ぎを行っている最中でしょうか? この様子だけを見ると、本当に中央快速線のようです。

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この列車が出発した後、また201系がやってきました。
体質改善工事を済ませていますから、遠目に見ても窓枠の変化がよくわかります。
中央快速線の201系と比べてまだ車齢が若いとはいえ、「延命工事」「体質改善工事」といった処置を施すことによってJR西日本の201系はさらに長く走り続けることになるのでしょうか?

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少し時間が経過してから、今度は15番線側から撮影してみました。

改造(改修)を終えて間もない車体は本当に綺麗です。103系のように更新車体と非更新車体との混結も見られないので、編成そのものも美しいですね。

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少し向きを変えると、11番線には体質改善工事を施されていない、由緒正しき103系が停まっていました。まるで青梅線・五日市線で103系が頑張っていた頃の立川駅のようです。

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大阪環状線の通勤型は今後どうなるのでしょう?
103系と201系の共存はすでに始まっています。中には車齢の若い103系が車齢の古い103系を追いやるということも起こっているようです。
となると、もうしばらくは国鉄通勤型電車、それもオレンジボディの電車のままなのでしょうか?
ステンレスボディの通勤型はまだ運用に就かないのでしょうか?
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by mickie