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JR西日本 アーバンネットワーク 006

【雷鳥と北近畿 国鉄特急色の特急電車】

【撮影:2007年5月3日 新大阪駅】

JR西日本の京阪神エリアでは、意外にも国鉄特急色の「特急」を多く見かけます。この日もそうでした。

485系:雷鳥


かつて「スーパー雷鳥」とよばれていたこの列車も、「雷鳥」と「サンダーバード」の棲み分けによって「スーパー」の冠が外され、単に「雷鳥」と変更されたようです。国鉄特急色風になっているのもそれに由来するのでしょう。

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何がスーパーだったのかというと、この「パノラマグリーン車」をつないでいることがスーパーだったのです。
登場は国鉄末期?JR初期?いずれにしても私が中高生だった時代でした。
同様にスーパーを冠する近畿圏の特急といえば「スーパーくろしお」もありますね。
あちらもパノラマグリーン車を連結していますが、今もスーパーの冠は付いています。
JR東日本ではすでに定期列車から撤退している国鉄特急色ですが、近畿北部ではまだ現役のようです。
堂々とした姿を見ることができました。

イメージ 2

しばらく滞在していると、また11番線に国鉄特急色の列車がやってきました。

183系:北近畿


さすがにJNRマークはありませんが、特急シンボルマークは健在です。

イメージ 3

この183系700番台・800番台は元485系で、交流電源の機器を取り外すことで直流専用になり、183系に改番されたグループ。 もっとも、一見すると485系も183系もさほど違いはありません。運転台上のヘッドライトがあることで違いがわかる程度です。

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窓下の細い赤帯は、種車である485系と外観が同じなので、区別しやすくするために追加されたようです。

イメージ 5

この編成の最後尾(大阪寄り)、「元」貫通型の先頭車だったんですね。よく見ると完全に封鎖されているようですが…

イメージ 6

オリジナルの183系貫通型先頭車って、2000年代初頭に全廃されています。 逆に、編入改造されることで「183系」として残った貫通型先頭車。なんだか不思議な気がします。
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by mickie