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新幹線 016

【W8 JR500 WEST JAPAN(のぞみ50号/500系)】

【撮影:2009年1月4日 新大阪駅26番ホーム 、東京駅17・18番ホーム】

本当なら利用する予定ではなかった、2009年1月の新大阪発東京行きの新幹線。急遽利用することになってしまいました。
いつもなら事前に指定券を予約するのですが、当時は精神的にダメージを追っていたこともあり、東京から大阪への道中、浜松駅でようやく東京行きの新幹線の空席状況を調べたほどでした。
2009年1月のUターンラッシュ、ピークは1月4日。当然満席。ということで、今回は自由席の利用となりました。
どうがんばっても、どんなパターンを考えても、指定券を抑えることができなかった2009年1月4日の東海道新幹線上り列車。
毎日通勤ラッシュを経験しているし、かつては新幹線の車内販売を経験している。2時間半、デッキや通路で立ちっぱなしでも大丈夫だろうという、根拠のない自信を抱き、のぞみ50号の自由席に乗り込むことを決めました。

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いつものように5分遅れ。でも、出発時にはその遅れが拡大して、9分になっていました。

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一眼レフによるスローシャッターのなせる技です。やっぱり500系はいいですね。

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新大阪から京都まではデッキでギュウギュウ詰めでした。
目の前には気分を悪くした女性もいたのですが、彼女は京都で下車するとのこと。あのまま東京まで移動するというのであれば本当に大変でした。
なぜなら、この時はトイレの中にも電話コーナーにも乗客がいたのですから!

京都から名古屋までは2号車の車内に入ることができました。通路まで進み、荷物を足下に置いた上で落ち着いて立つことができました。
そして名古屋。ラッキーなことに目の前に座っていた人が名古屋で下車していったのです。いうまでもなく私は着座。

無理して指定席を抑えなくても座れてしまった!


そうして快適に過ごすことができた1時間半。のぞみが登場した当初、名古屋の次は終点東京でしたが、今は新横浜にも品川にも停車します。
品川を出発すると、あれだけ大混雑だった車内もガラガラ。

そして到着した東京で、例のごとく車内の様子を撮影。2号車は青紫系のシート生地でした。

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新大阪から京都まで、乗客が立っていた電話コーナーも…

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1号車の車体番号を見ると、526-22と記載されています。これは?!

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つまり、W8編成だったわけです。
山陽新幹線のこだま用8両V編成に改造される中、のぞみ用W編成として残されている数少ない編成です。

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500系の尖った顔立ちは、いつ見ても格好いいですね。

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2008年夏と同様、300系との並びも。
この300系も「ひかり」「こだま」中心の運用となっていますね。

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18番ホームで撮影をしている時、向かい側17番ホームから撮影できることに気がつきました。
2008年夏には19番線に入線したので叶いませんでしたが、今回入線したのは18番線。しかも17番線には列車がいない。
ということで、大急ぎで階段を駆け下り、向かい側のホームに移動しました。

さて、17番ホームから撮影した1・2号車です。床下までカバーで覆われていますね。
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18・19番ホーム先端にある「新幹線の鉄道建設碑」と500系の先端。なんだか象徴的な組み合わせだと感じました。

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この角度から見ると、その特徴的なスタイル、ロングノーズが際だって見えますね。

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19番線の300系はここで滞泊するようですが、500系は大井の車両基地へと回送されていきました。
夜の帳が降りた東京。名車500系は1日の仕事を終えて寝床へと戻っていったのでした。

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結局、500系のぞみに乗って大阪と東京を移動することができたのはこの日が最後でした。
この後、数度のダイヤ改正や運用変更があり、これまで利用していたのぞみ50号の運用から外れてしまい、私にとって利用しづらい時間帯にシフトしていたのでした。
子どもたちが乗車しやすい時間帯ということを考慮したのでしょうか。

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by mickie