イベント 009
【事業用車両あれこれ】
【撮影:2013年10月19日 JR東日本 川越車両センター】
この日の川越車両センターまつりでは、所属している205系やE233系、特急形の185系やE259系といった旅客車以外にも、同センターに在籍する事業用車も展示されていました。
まずはMUE-Train。
2008年に209系元ウラ2編成を改造し、研究開発用の事業用車とされたものです。
行先表示器は「試運転」の文字。
登場したときは7両編成だったMUE-Train、現在は4号車が廃車となり6両編成。
現在も時折、本線上を走行している様です。
こちらは牽引車のクモヤ143。国鉄時代から各地で見る事ができた車両です。
これは、故障や保安機器の不適合など、何らかの事情で自力運転ができない他の電車などの最前部もしくは最後尾に連結し、本線上を運転するための事業用電車ですね。あれ、機関車とは異なるのかな?
このクモヤ143はこの後、センター構内に留置されていたサハ204に連結されたようです。
長野への配給回送の準備だったのでしょうか?
なに、あれは??!
これは「軌陸車」といって、線路と一般道路の両方を走行できる保守用の車で、線路の工事や作業に使用されるものだそうです。
そっか、「軌陸車(きりくしゃ)」っていうのか。。。
この時は線路上にあったので車輪が降りていて、タイヤは宙に浮いた状態でした。
この車はエンジンで走るそうです。そして、公道を走るので当然、陸運局のナンバーも付いていました。ちなみに特殊用途自動車なので8ナンバーです。
by mickie