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展示車両 001

【野辺山駅前のC56】

【撮影:2006年10月9日 野辺山駅前】

JR小海線の野辺山駅前に蒸気機関車が静態保存されていました。C56形蒸気機関車です。

この蒸気機関車は昭和12年3月より北海道の原野を走り、昭和25年から中込機関区に転属し戦後の混乱期に貨客混合列車として登場。小海線の輸送に活躍した。
国鉄の合理化により昭和48年6月廃車となる。
同年11月17日に長野鉄道管理局より貸与を受け野辺山高原へ永住することとなった。
昭和50年8月4日より「高原列車SLホテル」として全国のSLファンに親しまれてきたが、客車などの老朽化に伴い昭和62年3月に業務を廃止し、平成元年9月、歴史民族自然公園へ移転し、永久保存されることになった。
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テンダー側面を大きく欠き取って後方視界を確保したスタイルが特徴的な機関車。

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動輪は3つ。タンク式機関車のC12をテンダ形に設計しなおした形式のだそうです。

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現在は本線を走ることなく、八ヶ岳の麓で静かなる休息を得ているかのようでした。

イメージ 5

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by mickie