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碓氷峠鉄道文化むら 012

【保存車両の実情】

【撮影:2006年10月9日 碓氷峠鉄道文化むら】

ここまで、ある種の懐かしさを感じる様子ばかりを取り上げてみました。しかし、ここに保存されている車両の現状、そう、お世辞にも「保存状態がいい」とは言えない実情もあるのです。

ボロボロになってはげ落ちた塗装、錆びたメッキ部分、破れて中が飛び出したシート。そして敷地の外には朽ち果てたような車両まで…
資金面で苦しいのはわかりますが、なんとかできないものか。考えてもいいアイディアが浮かばないのが心苦しく思います。

これは運営母体が悪いのではないと思います。なんとかしてほしいという気持ちはいっぱいですが、資金がなければどうにもできませんし、JRや地元自治体からの援助を当てにするわけにもいかないでしょう。来場者を増やすにも限界はあるでしょう。
入って最初に目に入る、189系あさまの右サイド。せっかのJNRマークも泣いているように見えます。

イメージ 1

DD51-1。オリジナルの塗装に1号機特有のヘッドライト。でも、錆で充血しているように見えます…

イメージ 2

EF60。塗装がはげて下地がむき出しに…

イメージ 3

こちらはとりあえず補修されているものの、塗装のはげた痕跡が見えます。

イメージ 4

展示車両ではありませんが、敷地からよく見える場所に留置(放置?)されているあさま色の189系。
補修するなり解体するなり、なんとかできないものでしょうか?見るも無惨なこの姿、寂しくなります。

イメージ 5

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by mickie