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2008/8/13(水)【ムーンライトながらで東海道を西へ】

いつもなら車で実家のある大阪まで帰省するのですが、2008年の夏は列車で帰省することに決めていました。
普段なら東京駅からのぞみ号に乗るのですが、今回は大垣までムーンライトながらを利用することだけを決めていました。
夏の臨時列車が掲載されているJR時刻表7月号を購入し、念のためある列車をチェックすると、帰省の当日には臨時のムーンライトながらが運転されることが判明。ということで、途中から自由席になる定期列車のムーンライトながらではなく、全区間指定席となる臨時のムーンライトながら91号で大垣まで向かうことに決めました。
今回、大垣までムーンライトながら91号を利用することは決めました。でも、その先のルートは決めないままスタートしたのです。列車内で時刻表と睨めっこしながら決めればいい。
これまでになくアバウトな旅のスタートです。

●中央線 快速東京行き(2172T)
新宿22:26→東京22:40

少し早めに東京駅に向かい、先に出発する定期列車をチェックすることにしました。

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東京駅9番ホームには、既に大垣まで向かう373系電車が止まっていました。
ここまでは普通列車としてやってくるようです。特急東海がなくなった今、373系が東京駅へ入線する数少ない運用です。

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私が乗車するのはこちら。

●東海道本線 快速ムーンライトながら91号 大垣行き(9331M)
東京23:20→大垣5:55

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23時13分、国鉄特急色の183系+189系の10両編成が入線してきました。

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ヘッドマークは「快速」の2文字だけですが、行き先表示にはしっかりとこの列車名が入っていました。

快速 ムーンライトながら 大垣行き


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この列車の車内は国鉄の特急そのもの。定期列車の373系と比べると座席や内装は見劣りしますが、十分な設備です。むしろ、デッキと客室との境があまりない373系と比べると、ずっと格上でしょう。

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定刻通りに出発しました。このあとしばらく、大垣から先の行程を検討して、しばし眠りについたのでした…
目を覚ますと、2面4線を有する駅に停車していました。静岡です。ちょうど視線の先には上り線の案内表示が見えました。

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このあと定期列車の上りムーンライトながらがやってくるようです。
その定期列車を待つ臨時の上りムーンライトながら92号。

ここ、静岡で上りの臨時ムーンライトながらは上りの定期ムーンライトながらに追い越されるようです。

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静岡を出発した頃に再び眠りにつき、次に目を覚ましたのは名古屋の手前。

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尾張一宮に近づく頃には日が昇り始めました。です朝日です。

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そして尾張一宮着。豊橋行きの上り普通列車が停まっていました。

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続いて岐阜に到着。

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列車は定刻通り、終点の大垣に到着しました。
ここでの乗り換えは大変で、多くの利用客は米原方面に向かうのですが、乗り継ぎの列車は跨線橋を跨いで隣のホーム。
まさに通勤ラッシュ以上!!
激混みのホームをなんとか歩き、跨線橋渡り、次に乗る列車にたどり着きました。

●東海道本線 普通姫路行き(3203F)
大垣6:00→米原6:33

乗り継ぎ時間は5分もあるのに、ぎりぎりの移動時間。JR東海の駅に乗り入れているJR西日本の車両や大垣駅で表示されている出発案内を撮影したかったのですが、それは叶わず。なので、撮影をしたのは私が下車した米原。

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列車は姫路行き。途中の米原までは普通列車、米原から先は快速になります。
車両はJR西日本が誇る223系2000番台でした。

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大垣〜米原間は4両編成というとても短い列車でしたが、米原で増結します。後ろにつながる車両もやってきました。

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東海道線(琵琶湖線)の223系とはここでお別れ。続いて最近交流から直流に変更された北陸本線に入ることにしました。

●北陸本線 普通敦賀行き(131M)
米原6:49→敦賀7:37

ここで乗り込んだのは223系によく似た顔つきの521系。交直流用の電車です。
この列車に乗って、福井県の敦賀に向かいます。

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本当なら車窓を楽しむつもりだったのですが、気が付くとそこはすでに敦賀駅の手前だったのでした…

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by mickie