2009/8/30(日)【信越本線からしなの鉄道 〜分断の歴史〜】
長野での乗り換えは比較的容易でした。飯山線の列車が到着した4番ホームと次に乗車する篠ノ井線〜しなの鉄道の列車が出発する3番ホームは同じライン上。直江津寄りと篠ノ井寄りとで番線の胡椒が異なっているだけのようです。
ホームを歩いていると、まず目に入ったのがこの列車、あさま色の183系。直江津行きの妙高5号でした。
ただ、もちろん私はこの列車に乗るわけではありませんし、その隣に停まっている名古屋行きの特急しなのに乗車するわけでもありません。
私が乗車するのはしなの鉄道直通の快速列車です。一見するとJRから譲渡された115系のようですが…
デッキを有するこの車両。ということは急行型?!
この車両は169系S52編成。2008年に湘南色へと復元された編成でした。
長野から篠ノ井まではJR信越本線。かつてはここから軽井沢方面、そして横川を経て高崎まで「信越本線」として繋がっていました。
若干色合いは変わっているものの、基本的なレイアウトは旧国鉄時代とほぼ変わらない駅名票。
稲荷山方面はJR篠ノ井線となり、屋代高校前方面は経営が分断されたしなの鉄道(旧信越本線)となります。
私が乗車する列車はここからしなの鉄道に入ります。
列車が出発しました。ここでしばらくJRとはお別れ。
ということで、別会社となるしなの鉄道では青春18きっぷも使用できません(経営が分断されるとこうした面でもデメリットが生じるのです)。
篠ノ井〜小諸間は車内補充券を購入しての移動となります。
篠ノ井を出発すると駅名票もしなの鉄道独自のデザインで表記されていました。
でも、このベンチは国鉄時代から使用されているようですね。
信州の風景はこんな感じ。飯山線の沿線風景とは若干違う気がしますね。
あれは何かの鉱山でしょうか?
169系の車内はこんな感じでした。若干背の低いリクライニングシート。ホームライナーにも使用されるようですね。
そうして小諸に到着。かつてはL特急あさまも停車した駅ですが、現在はJR小海線と接続するだけの小さな駅となってしまいました。私はここでしなの鉄道の列車を降りることになります。
by mickie