2006/6/10(土)【北鎌倉 円覚寺】
<アーカイブ版>
梅雨入りした6月初旬。アジサイを見に鎌倉まで訪れてきました。
少し曇り空だったこの日。列車で訪れたのは初めてのことでした。横須賀線の北鎌倉で列車を降りて、人の流れに沿って歩いてみました。
最初に訪れたのは円覚寺です。朝から結構な人出でした。
山門をくぐり、仏殿を経て…
方丈までやってきました。ここには大きな柏槇(びゃくしん)の木が植えられています。
建物も素晴らしいものですが、その前に広がる庭もまた素晴らしいもの。苔と砂利とがきれいなコントラストを描いていました。
これほどしっかりと「苔」を見る機会はありませんね。
こちらは妙香池と呼ばれる庭園の遺構。
一時は景観も変わってしまったようですが、2001(平成13)年に江戸時代初期の絵図に基づいて、「虎頭岩」と呼ばれる岸の露出岩盤を景観の中心として復元したそうです。
総門前の白鷺池と並び、創建当初から知られた放生池です。1335(建武2)年頃の円覚寺境内絵図にも既にこの妙香池が見られるようです。
少し歩いて、こんどは舎利殿にたどり着きました。拝観をしてから、振り返って1枚。
円覚寺境内の一番奥にあるのが黄梅院。ひっそりとした佇まい。緑に包まれています。
この木には「一歳ずいな」というタグが付けられていました。
ひととおり参拝を終えて、参道を振り返ってみました。この日は人出が少なくて、静かな雰囲気が漂っていました。
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