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2006/10/8(日)【岡谷・諏訪】

岡谷市 鳥居平やまびこ公園で開催されたイベントに参加したこの日。会場となった鳥居平やまびこ公園からの景色はもとより、岡谷市や隣接する諏訪市は諏訪湖を中心にさまざまな見所があります。
現地に到着したのは午前3時過ぎのこと。真っ暗闇と思いきや、満月に近い(中秋の名月から2日後)ということもあり、月明かりがとても明るくて、街灯や懐中電灯がなくても十分事足りるほどの明るさでした。

そんな中、諏訪湖が一望できる公園の丘から夜景を眺めてみました。とても明るいですね。
しかも、かかっている雲が眼下に見えます。塩尻峠の近くに位置するということから察するに、ここは結構標高が高いのでしょう。意外な発見でした。

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夜が明けてからの鳥居平やまびこ公園。ここは日本の都市公園100選にも選ばれているそうです。

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夜中に眺めた方向と同じあたり。朝の諏訪湖周辺はまた違った表情を見せていました。想像以上に明るく感じた夜景と違い、「やはりここは地方都市なんだ」と感じられます。

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ふと足元を見ると、一輪のアザミが咲いていました。

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イベント終了後、諏訪湖畔でお蕎麦を食べ、上諏訪の温泉街に向かいました。ここにはよく訪れる片倉館があります。

諏訪市の文化財にも指定されているこの片倉館、オープンは1928(昭和3)年で、外観だけではなく大浴場もとても趣があります。
千人風呂と呼ばれる大浴場には大理石造りの大きな浴槽やステンドグラスがあって、ただ温泉に浸かるだけではなく視覚的にも癒される想いがします。
浴槽の下には玉砂利が敷き詰められていて、足の裏に気持ちいい刺激が得られ、広い浴槽の中をゆっくり歩く人も何人かいます。
温泉に浸かったあと、外観を眺めてみました。
時代が大正から昭和に変わった直後、まだ「大正ロマン」の趣が色濃く残る建物です。
古き良き時代の資産が、いまも気軽に利用できる温泉として現役で運営されているというのがいいですね。

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2階部分は休憩室になっていて、日中であれば中に入ることができます。
この時間はすでに閉鎖されているので外観のみ。

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建物のライトアップと窓から漏れる屋内の光、そして月明かりがとても幻想的に魅せてくれました。

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この日は翌日の行程も考慮して、とりあえず小淵沢まで移動しました。調べてみると小淵沢には道の駅があることがわかりました。一晩そこに車を停め、仮眠を取ることに決めたのです。
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