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2006/10/9(月)【八ヶ岳】

野辺山駅を出発しました。高原の中を通る道を走り抜けて行きます。

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目指したのは八ヶ岳ロッジ。

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八ヶ岳高原ロッジは、その名の通り八ヶ岳高原の中にあるホテルです。
周辺は海の口自然郷とよばれる高原リゾートや深い森林が広がっていますが、その中には八ヶ岳高原音楽堂やドラマの舞台となった八ヶ岳高原ヒュッテもあります。
比較的暖かい日ではありましたが、標高が高い場所になります。すでに秋は深まりつつあって、赤く色づいている木もありました。
初秋の「青空」と晩秋の「紅葉」とのコントラストがとても鮮やか!

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この日、ロッジには長野県庁の森林行政に携わる方が「長野の林業」を広く知ってもらうためのブースを設けていました。
杉や檜のサンプルを見せていただきながらいろいろ説明を受けました。
かつては見向きもされなかった「節」のある材木も最近は人気が出始めているんだそうです。そのため、以前はとても高価なイメージがあったのですが、少し価格が下がっているんだそうです。

八ヶ岳高原ロッジから森の中を抜ける道を歩くと、ここはドラマの舞台にもなった場所でもある八ヶ岳高原ヒュッテにたどり着きます。

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建物自体の歴史は古く、もとは1934(昭和9)年に建てられた元公爵徳川義親氏(尾張徳川家19代当主)の邸宅でした。
それが現在の場所に移築され、オンシーズン限定で営業しているんだそうです。
訪れた10月はヒュッテのオフシーズンでしたので、建物は静かに佇んでいました。
ゆっくり外観を見学するのにはちょうどいい雰囲気です。
裏庭に回ってみると、そこには芝生の庭が広がっていました。パラソルや白いテーブルが似合いそうです。
もう少しだけ暖かければ、このまま芝生の上に寝っ転がって、ゆっくり昼寝を楽しむのもいいかもしれませんね。

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秋晴れの青空の下、茶色と白色の建物は日の光を燦々と浴びてまるで輝いているかのようです。

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八ヶ岳高原ロッジから八ヶ岳高原ヒュッテまで行きましたが、音楽堂に立ち寄ることをすっかり忘れていました。
ロッジに戻ってから県庁の方に「ぜひ行ってみてください!」と言われ、もう一度遊歩道を歩き、音楽堂を目指したのです。
森の中を歩いていると、ある瞬間パァッと開けます。「八ヶ岳高原音楽堂」は森の中にひっそり佇んでいました。

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都心にあるホールとは違い、木とガラスで造られた芸術品のようなホールでした。
日本を代表する作曲家である武満徹や、名ピアニスト、スビャトスラフ・リヒテルも助言をしたというこのホール、まずまずの頻度で演奏会が開かれているようです。ロビーにもピアノが置かれていました。

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森の中とはいえ、ホールの周辺はきれいに整備され、芝生の庭が広がっています。

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ここからも富士山も見えました。
リサイタルの前に芝生でゆっくりとくつろぎ、富士山や信州の山々を眺めるというのもいいですね。

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都会の喧噪を忘れて静寂の中に響くメロディにだけ耳を傾けられる環境、是非一度ここでの演奏を聴いてみたいものです。

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