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2006/12/23(土)【箱根から伊豆に向けて】

1ヶ月強もの時間がかかった車のトラブル。ようやく私の手元に戻り、久しぶりにどこかへ出かけたくなりました。
すると思いついたのは、大好きな箱根・伊豆方面だったのです。
この日は午前中やや雲が広がったものの、1日を通して穏やかな気候に恵まれて、所々で富士山を眺めることもできました。伊豆・箱根から富士山を見たのは久しぶりです。

今回は箱根ターンパイク大観山線を登り、そのまま十国峠を経由して熱海峠から冷川まで伊豆スカイライン、そこから修善寺経由で船原峠に向かって、西伊豆スカイラインを北上、達磨山高原から修善寺に向かい、あとは往路と同じルートを逆に向かうというコースでした。

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まずはスタート地点の箱根ターンパイク大観山線から。
早川料金所を通過するとすぐに登りの急勾配が構えています。ここを一気に駆け上がるのですが、眼下には箱根の町が広がっています。ステアリングを握る必要がなければ是非景色を堪能してみたい場所です。

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そして終点の大観山ドライブイン付近。
ここからは芦ノ湖を目の前に従えてそびえる富士山が見える… はずです。
到着した時は少し雲が広がっていて、半ば諦めかけていましたが、しばらく待っていると少しずつ雲が晴れてきました。

このタイミングは逃せない!
そう思って撮影したのがこの画像。雲の切れ間から頭を除かせる、雪化粧をした富士山です。

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箱根ターンパイクを走り、十国峠も通過して、いよいよ伊豆スカイラインの熱海峠料金所までやって来ました。

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しばらく走って、まず滝知山展望所へ。ここからの眺め。眼下には田園風景が広がっています。

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そして稜線を縫うように走る伊豆スカイライン。

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ここには電波塔があります。そういえば伊豆や箱根の山々にはこうした電波塔がたくさんあります。

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ここからは熱海の温泉街も見えます。

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この日はとてもいい天気。パラグライダーを楽しむ人たちがたくさんいます。このあたりではよく見られる光景ですね。

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滝知山展望所を出発したあと玄岳に立ち寄り、その次に向かったのが巣雲山駐車場。
ここからも田園風景や中伊豆の山々が見られます。すっきり晴れていれば富士山も見えるのですが…

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伊豆スカイラインを冷川料金所で出て、修善寺経由で船原峠に向かいました。今回は西伊豆スカイラインを北上するルートです。

西伊豆スカイラインは以前有料道路でしたが、今は無料開放されています。途中の駐車場からは西伊豆の港町が一望できたり、富士山が見える山の上に向かうことができたりと、絶景を堪能することができます。
それに、無料でありながら交通量が比較的少ないので、ツーリングを楽しむにも適しているのではないでしょうか?
もっとも、路面にブラックマークが残されている場所もあり、夜遅くには「そういった人たち」が集まっているのかもしれませんが…
船原峠から少し北上すると、土肥の駐車場があります。その名の通り土肥の町が一望できます。

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続いて戸田(へだ)の駐車場。ここからは達磨山山頂へのハイキングコースが延びています。
天気がよくて時間があれば、達磨山山頂まで歩くのもいいかもしれません。ここから見える、駿河湾越しに見える富士山は絶景です。
山頂に登らなくても、駐車場から見える戸田(へだ)の町もまた絶景です。地理の授業で教わった扇状地のような形がくっきりと浮かんでいます。

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そのままさらに北上すると県道18号線につきあたり、西伊豆スカイラインは終点。そこから少し修善寺方面に向かうと、今度は「だるま山高原」のレストハウスがあります。ここからも駿河湾越しに富士山が見えます。

カメラを向けてみました。ちょうど5合目より上の雲が晴れて、雪化粧の富士山がくっきりと頭を出していました。雲の上に浮かんでいる様です。

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ここで望遠レンズに換えて撮影してみると、積もった雪のおかげで登山道がくっきりと浮かび上がりました。
山体の黒っぽい色と白い雪とのコントラストが絶妙ですね。大自然が生んだ芸術作品のようです!

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西伊豆スカイラインを北上したあと、修善寺から伊豆スカイラインの冷川料金所まで、先ほど走ったルートをそのまま戻りました。

冷川料金所から少し北上した場所にいつも訪れる峠の茶屋があります。
ここは古い農家を改装した食事処で、とても趣のある建物です。
木戸を開けて中にはいると広い土間があり、板の間の奥には広い畳敷きの部屋やいろりの間があります。

ここでいつものように「とろろめし」をいただきました。麦飯にかけていただく自然薯のとろろは、その建物同様に絶品です。

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屋外には細く切った大根や柿を干していました。田舎ではよく見られるであろう、懐かしい光景です。
ここではほんの少し時間の流れがゆったりしているように感じられます。

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