峠の茶屋を後にして、伊豆スカイラインを北上していきました。

まずは巣雲山展望所を目指します。途中、至る所で夕陽に彩られた富士山が見えていたので、期待は高まっていました。
その巣雲山展望所からの眺めは、逆光のために少しかすんでいましたが、若干赤みがかかった空にしっかりと富士山が見えました。

少しアップにしてみると、だるま山高原ほどではありませんが、やはり登山道が見えます。

次に目指したのは玄岳の駐車場。
玄岳（くろだけ）駐車場からは富士山の他、相模湾をバックに大きくカーブを描く伊豆スカイラインも見ることができます。ここからの眺めは、まさしく尾根づたいに走る伊豆スカイラインを象徴するものではないでしょうか？

で、ここからの富士山はと、やはり少しかすんでいますが、西日が自然の照明になって、富士山頂につもった雪を彩っているようです。

さて、伊豆スカイラインを走り抜け、十国峠を通過すると再び神奈川県側、箱根に入ります。
箱根新道と箱根ターンパイク大観山線の間にある「天閣台」という場所があります。
今回はここから日没を眺めることにしました。
この季節だと、日の沈む方角が南の方にずれているので、夕焼けに浮かぶ富士山とすでに薄暗くなった芦ノ湖や、箱根外輪山が見えます。

シルエットのようになって浮かび上がる富士山もまた大好きです。やはり見事な形ですね。