金精道路(国道120号線)が開通しているこの時期、栃木県の日光方面から群馬県の片品に抜けることができます。金精トンネルを抜けて群馬県側に入り、しばらく走ると尾瀬に向けて延びる国道410号線との分岐があります。
この分岐を右折し、尾瀬に向かいました。夏がくれば想い出す〜の尾瀬です。
少し前にNHKのニュースでミズバショウが最盛期だとの情報を得ていたので、ちょっと車を走らせることにしました。
ところが、きちんと予習をしていなかった上に仕事の都合で当初予定とルートが逆転したことが災いして、尾瀬沼の方には全然行けませんでした。今回は尾瀬への入口、大清水までです。
この国道410号線をしばらく走ると、こんなゲートに遭遇します。
ここはかたしな高原スキー場の玄関口なんですね。
まずは尾瀬を目指していたので、取り急ぎこのゲートだけを撮影しました。
そうして大清水に到着。この大清水にもミズバショウはあります。でも、尾瀬沼周辺よりも標高が低いこともあって、既にピークは過ぎていました。だいたいGW頃が見頃なんだそうです。
それでもせっかくなので、民宿のおじさんのご厚意で車を停めさせていただき、周辺を散策してみました。
木道が整備されています。玄関口とはいえやはりここは尾瀬一帯なんですね。
すでに最盛期も過ぎ、「もう葉っぱしかないよ〜」といわれていたのですが…
ありました!ミズバショウです!ごく僅かですが、まだ咲いていました!
さらに木道を進んでみました。結構広い範囲なのです。周囲には見頃をとっくに過ぎたミズバショウばかり。まるで菜っ葉の畑のようです。。。
突然、ヘリコプターの音がすぐ近くから聞こえてきました。あとでわかったのですが、このヘリコプターは湿原の中にある木道を整備するため、資材などを運ぶ役割を担っているそうです。
ふたたびミズバショウ。
「なんもないよ」といわれていただけに、残り少ない花を見つけられて本当によかったです!
大清水を離れ、再びここを通りかかった時、ゲレンデの方を目指してみました。完全なオフシーズン。誰もいない静かな高原です。
もう少し天気がよければ、この芝生の上に寝っ転がって、昼寝なんてのも良さそうですね(笑)。
こんなところにも!