少し薄曇りだった3月30日、九段下へと向かいました。ここには桜の名所として有名な千鳥ヶ淵があります。

以前は出勤前の早朝7時頃に訪れたこともありますが、この年はちょうど見頃が日曜日だったので、そうしたタイトなスケジュールを組まず、日曜日にゆっくり訪れることにしたのですが…

到着したのはお昼前。桜を見に来たというより「人の頭」を見に来たのかと思うほどでした（苦笑）

さて、まず見に行ったのは地下鉄九段下駅への入口近くから眺める日本武道館と桜。

擬宝珠や武道館の屋根と桜の花とが、春らしさを魅せてくれています（この擬宝珠、爆風スランプの楽曲のタイトルにもなりましたね）。

千代田のお濠の斜面には菜の花も見られます。桜と菜の花。東京都心とは思えないでしょ？

ちょっと見るだけでもこれだけの桜が見られるのです。

いよいよ千鳥ヶ淵緑道には入ります。

薄い桜色の花と濃い桜色の額やおしべが、やさしく私たちの方を向いています。

お濠には、水上から桜を楽しむ人たちもいっぱいいました。


上を向くまでもなく、目の前に鮮やかな景色が広がっているのです。


なにせ、日本中からここにやってくる（らしい）のですから。