この日撮影したタイプM・Rが、元気な姿の最後の様子でした。

出逢ってから10年以上の付き合いとなったウチのクルマ。
ホントにインスピレーションで、でもすぐに乗り換えるつもりだったのに、いつの間にか10年も経過していたのですね。
付き合いの半分以上はほぼノーマルでしたが、後半はサイドステップをつけたり、フロントバンパーを換装したり、車高を下げたり…
機能的にもタワーバー装着や1ヶ月だけですが社外ブースト計をつけたり…

あの瞬間、私がどんな操作をして大事故につながったのかは、今でもわかりません。
その事故はボディがくの字に曲がるほどの大事故で、程度のいいBNR32を購入する方がずっと安上がりになるであろうということ。

ただ言えることがあって…

そんな大事故であっても、誰も傷つけず、何も破壊せず、私自身も肉体は健康であるということ。

何年かして、私がGT-Rを買ったとしても、10年もの長きにわたって苦楽を共にしてきた、そして私が購入した初めてのクルマであるタイプM・Rの事を私は忘れません。
そういうクルマ好きって、たくさんいるでしょ？

他のみんなが忘れ去ったとしても…