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大井川鐵道 003

【現役の蒸気機関車 〜福用のお立ち台にて〜】

【撮影:2007年1月20日 福用駅周辺】

「福用のお立ち台」と呼ばれる場所。ここで約1時間待機することにしました。
運行本数の少ない大井川鐵道、ほとんどが待ち時間でしたが、思いの外早く時間が過ぎた様に思います。
時計を見るとそろそろSL急行がやってくる時刻。
すると踏切の音が聞こえ始めました。ずいぶん向こうから聞こえてくるようです。静かな町であるが故に遠くの音がよく聞こえるんですね。続いて汽笛が聞こえてきました。
でも、なかなか来ないんです。本当に遠くからの音が聞こえているんですね。
ずっと線路の先を眺めていると、白い煙が見えてきました。いや、あれは蒸気でしょうか?

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再び汽笛も聞こえます。今度はしっかりした音。5両の旧型客車を従えたタンク式蒸気機関車です。

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電気機関車の補機はつながっていません。堂々とした姿です。

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何十年も前、日本各地見られたであろう景色がそこにあります。
何もかもが最新鋭になりつつある平成の世の中に、ここだけは時代が変わらないままであるかのような光景が映し出されています。

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C11型蒸気機関車。
長らく九州の個人宅に残されていたこの機関車も、今はしっかりと地に足をつけ、この鉄路を走っていました。

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