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JR東日本 中央線 026

【新宿駅に停まる国鉄特急色の183系】

【撮影:2009年5月2日 新宿駅7番ホーム】

仕事の帰り、湘南新宿ラインの列車で新宿駅に到着したところ、7番ホーム(中央快速線上りホーム)に国鉄特急色の183系が停まっているのを見かけました。

「ああ、GWだし波動用の編成を使って何か臨時列車を運転してたんだな」
そう思う程度でした。あるものを見つけるまでは。。。

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列車に興味関心のない方にはあまりピンとこないでしょうが、私にとってはこれが「スイッチオン」にするきっかけでした。 普段持ち歩いているコンデジが大活躍です。

フロントマスク全体です。

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特急のシンボルマークが掲出されたままで国鉄特急色の183系がここに停まっているなんて驚きです。

この先頭車はクハ183-1529でした。ということは、大宮総合車両センター東大宮センター所属のOM101編成ということになります。

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この角度だと、本当に往時の国鉄特急を思い起こさせられます。

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この「ひげ」の、微妙な傾斜が好きなんです。

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正面真横からの眺めも。

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JR西日本車などではまだまだ多く残っているこの特急シンボルマークも、ことJR東日本では激減しています。日中の新宿で見かけることができるとは思っていませんでした。

さて、この編成の反対側に移動してみました。こちらには特急シンボルマークが掲出されていませんでした。

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それでも、それ以外はクハ183-1529とほぼ同じ。国鉄特急色で、「ひげ」の傾斜も。

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連結器のアップ。

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この車両はサハ481-117を改造したクハ182-101でした。

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種車がサハ481ということは、元々中間車。つまりは先頭車化改造車ということですね。

乗務員室の扉とその直後の扉。

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なんとなく違和感を感じるこの部分。かつてここには行き先表示器があったはずです。
485系と183系とは行き先表示器のシステムが違うらしく、継続使用することができなかったので、ここにあった機器は撤去。

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そして、183系に改造した時、ここに設置。

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新前橋電車区(現在の高崎車両センター本所)に所属していた頃の名残ですね。当時はS1編成と呼ばれていたそうです。

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今では少なくなりつつある旧式のパンタグラフ。今ではどんどんシングルアームになっていますね。

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この編成は臨時あずさとして中央本線を走行してきたようです。客扱いを終え、静かに回送されるのを待っています。

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発車サイン音がなりました。車両センターに向けて出発していきました。

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by mickie