【撮影：2007年5月3日　新大阪駅周辺】

阪和線・関西空港線に先行投入された223系。でも、現在では最初期に投入された0番台が異端児のような顔つきになり、むしろ後に投入された1000番台以降の外観が基準になったように思います。
ヘッドライトとフォグランプが一体となった前照灯。関西急電色にコーポレートカラーの青をあしらった配色。

さらに、その後増備された2000番台は前照灯と尾灯を一体化させました。これで標準的な外観は完成型。
この外観は5000番台にも踏襲され、後に阪和線・関西空港線に増備された2500番台、さらには521系にも影響を与えています。

扉間のうち2つ目と4つ目の窓が非常用に開閉する内倒れ式になっているのも2000番台の特徴ですね。この部分では上から5分の2程度の部分に黒い桟が入っています。

こちらは223系の先輩にあたる221系。かつてはこの221系が新快速運用に就いていましたが、最高速度引き上げを主目的とした車両統一によって、新快速運用からは撤退しました。

JR神戸線方面に向かう快速もやってきました。
そういえば、この221系は正面に行き先の表示がなされていません。考えてみれば不自然というかなんというか…