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新幹線 009

【小田原駅にて 〜かつてのスタート現在のエース〜】

【撮影:2007年6月10日 小田原駅14番ホーム】

2007年6月9日から10日に掛けて、職員旅行で焼津方面に向かいました。11日はその2日目。
この日の行程は朝食とチェックアウト以降、完全自由行動。ひとりひとりに新幹線の乗車券が手渡され、各自で指定席を予約して、品川まで移動するという「不思議な」行程。
同僚達は早々に帰宅していったようですが、私は当初から箱根に立ち寄ることを決めていました。

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同僚達が静岡発ひかり号の指定席を抑える中、小田原で途中下車する私は指定席を抑えずに自由席に座りました。やってきたのは300系の東京行きこだま号。

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よだんですが、同僚の中には「こだま」というだけで敬遠している人がいました。
どうやら、0系普通車時代のタイトなシートのイメージがあったらしいのです。
でも、現在のこだまに使用される車両は、のぞみの運用にも就く300系が中心。言うまでもなく0系でも100系でもありません。
グリーン車や0系Y編成のような2&2シートではありませんが、最低限の居住性は確保されているはず。
意外と知られていないんですね。

小田原に到着し、最後尾に向かいました。
今では東海道・山陽新幹線であらゆる列車をカヴァーするようになった300系。デビュー時はのぞみの運用中心でしたが、現在はのぞみの運用にはいるのも臨時列車程度。

このアングルは初めてでしょうか?やはり0系や100系とは全く違う系統ですね。

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このこだま号、なかなか小田原を出発しませんでした。何が来るのかと思っていたら…

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現在のエース、700系のぞみが通過していきました。
この700系も後継のN700系が登場したことで、少しずつ300系と同じ道を辿ることになりそうです。

のぞみを先行させた後、ようやく300系こだまが発車していきました。
こだまというと、私が車内販売のアルバイトをしていた頃は0系Y編成が運用に就いていて、5号車にビュフェ(売店&軽食コーナー)が設置されていました。
ビュフェでお酒を飲みながら、社員さんや私たちと談笑に興じるお客さんもいましたっけ…
300系にはかつて7号車と11号車にサービスコーナー(売店)がありましたが、現在はそれすらなくなり、ワゴンサービスのみとなってしまいました。
スピード重視&利用率の低下という要因があるとはいえ、随分と趣がなくなりましたね。

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高速運転が可能な300系であっても「こだま号」は「こだま号」。のんびりと小田原駅を出発していきました。
各駅停車のこだまは、たとえ300系であっても700系であっても、独特な趣があるように思いませんか?

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by mickie