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碓氷峠鉄道文化むら 004

【国鉄時代の遺産 D51・DD51・DD53】

【撮影:2006年10月9日 碓氷峠鉄道文化むら】

碓氷峠鉄道文化むらには碓氷峠で活躍した車両だけではなく、全国で活躍していた車両が多数展示されていました。
たとえば、かつて全国を走り回っていたD51形蒸気機関車。
D51にはいろいろなバリエーションがあったようで、ここにある機関車は煙突の後ろに長いドームがある、通称「ナメクジ」。独特なスタイルですね。

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この96号機は戦前の1938(昭和13)年に汽車製造で製造され、1976(昭和51)年に北海道の滝川機関区で廃車された車両。
その後秩父の列車ホテルとして使用されていたようですが、現在はここに移されたようです。

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こちらも全国各地で活躍していた機関車。一部は今でも残存しているのでしょうか?DD51形ディーゼル機関車。

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やはり様々なバリエーションがあって、現在では車体の更新を行っている個体もあるようですが、ここで保存されているのは唯一とも言える形状の1号機。これは試作車なのだそうです。
ヘッドライトが一般的な形状と違い、塗装も登場時に塗られていたぶどう色ベースの「1号機」オリジナル塗装。
ずいぶんと印象が違って、画像で始めてみた時、これが「DD51」とはわかりませんでした。
寝台特急日本海のヘッドマークは蛇足ですね…

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これは除雪用ディーゼル機関車としてDD51をベースに開発されたDD53。強力な除雪力が逆に仇となって3両しか製造されなかったようです。

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夏季にはロータリーヘッドを外し、DD51と共通運用となって営業列車の牽引も担当したようです。

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by mickie