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碓氷峠鉄道文化むら 007

【ローズピンク EF70 とEF80、シルバーのEF30】

【撮影:2006年10月9日 碓氷峠鉄道文化むら】

この碓氷峠鉄道文化むらは、電車が極端に少なく、逆に機関車がたくさん展示されています。数多くみられる機関車の中でもEF63は一大勢力で、体験運転用の車両も含めるとあちらこちらで目にすることができます。
ただ、高崎地区とは直接縁のない機関車も保存されていました。
このEF70は交流専用機関車で、主に北陸本線で活躍していたようです。
運用効率が悪く、JRには承継されていません。

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こちらのFE80は常磐線専用の交直両用機関車。寝台特急の牽引実績もありますが、このEF80もJRには承継されていません。

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実際には常磐線経由の寝台特急ゆうづるを牽引していたそうです。ただし、東北本線経由の寝台特急「はくつる」は牽引していません…

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ほぼ同じ配色・外観の機関車としては、交直両用のEF81という機関車があります。
EF70やEF80とは異なり、こちらは未だに各地で活躍しており、「トワイライトエクスプレス」「北斗星」「カシオペア」といった長距離列車を牽引しています。
実際、EF70やEF80が残存しなかった背景には、長距離運用に向いていて取り回しのいいEF81の存在も大きいようです。
今はローズピンクに限らず各列車の専用塗装やJR東日本の「赤」などもあるようです。
その他EF81にはシルバーの車体もあります。関門トンネル用、ステンレスの300番台です。
EF81 300番台の先輩にあたる車両がEF30です。このステンレスボディは関門トンネルの煙害対策として使用されているのです。
この機関車もやはり1987年に全車引退しています。

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by mickie