＜アーカイブ版＞

JR日光駅を出発する頃はまだ明るかったのですが、宇都宮駅に到着する頃には日も暮れて、あたりは暗くなっていました。

トラブル再発とはいえ前週と比べてまだ明るい時間。それに、今回は徹底的にチェックをしてもらうという考えもあり、前週ほど気持ちが落ち込むということがなかった気がします。
それでも、途中で列車を撮影するほどの余裕はなかった、と思うのですが…

目の前に停まっていたのが湘南色の115系であれば話は別かもしれませんね。

この列車は両毛線直通の高崎行きでした。旧来の、古き良き国鉄電車の面影が色濃く残っていますね。

この列車に乗り、小金井駅までやってきました。高崎行きは次の小山駅から両毛線に入ります。
私はここで宇都宮線の列車に乗り換えるため下車しました。

真っ暗闇に浮かぶ115系のヘッドライトと行先表示器。それらの明かりに浮かぶE231系とはその性格さえ異なるように感じます。

わたしがここから乗り込むのは、小金井駅始発の普通大船行き。つまり、「湘南新宿ライン　横須賀線直通」というやつで、新宿まで乗り換えなしに1本で利用できるわけです。

前週は生憎Suica定期券を持ち合わせていなかったこともあり、普通車を利用しました（おかげで固いシートで1時間半も耐えることになったのでした）。
でも、この日はSuica定期券も持っていたので、「体のため」にもグリーン車を選択。

E231系のグリーン車は2階建てで、1階席のシートは赤系統、2階席のシートは青系統で統一されているようです。
私が着座したのは2階席でした。

そうして、結局列車で日光まで訪れて、列車で日光から戻ってきたという1日。一体何をしにいったのだろうかという気持ちを抑えるのが大変でした。
列車の旅、というにはなんとも腑に落ちないわけで…