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2008/7/21(月)【北陸本線で暇つぶし】

この列車に乗ることに、特別な目的があったわけではありませんが、車窓から日本海を眺めたかったのと、直江津まで往復しても予定している大糸線の列車に間に合うことがわかっていたので、直江津行きの列車に乗車することにしました。

●北陸本線 普通 直江津行き(521M)
糸魚川6:36→有間川7:03

列車に乗ってしばらくすると、一旦車内の照明が消えます。
そして、短い間ですが薄暗く変わりの照明が点灯し、その後再び車内に明るさが戻ってきます。

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じつは、糸魚川駅と直江津側の隣の駅である梶屋敷駅との間にはデッドセクションと呼ばれる場所があります。同じJR(旧国鉄)の電車とはいえ、地域によって電気方式が異なるのです。この区間の場合、直江津側は直流電化区間で糸魚川から西は交流電化区間。
なので部分的に送電されない区間を設けることで、異なる電気方式の路線を同じ電車で走行できるようにしているのです。
実は、前の晩にも同じ区間を通過したのですが、その時は一瞬真っ暗になったので随分驚きました。
しばらく進むと、緑色の列車がすれ違っていきました。

札幌発大阪行きの寝台特急トワイライトエクスプレス


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超豪華列車として有名です。大阪駅正午発の列車に乗ると、日没の頃に日本海側に差し掛かるのですが、その時の眺めが最高だと聞いたことがあります。

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そうして到着した有間川駅。

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日本海側の風雪に耐えてきた駅舎。当然無人駅。

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ここで下車したのは思いつきでした。特に名所があったわけではありません。ただ、せっかくなので駅の外へと出てみました。

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でも、目の前に広がるのは日本海と海沿いを走る国道8号線だけ。名所などは見あたりません。

駅へと向かうアプローチもこんな感じです。

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再びホームに上がると、遮断機の警報音が鳴り始めました。
やってきたのはローズピンクのEF81が牽引する貨物列車でした。

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さて、この駅で列車を降りた理由。。。それはこの景色をゆっくり眺めたかったからなのです!
ホームの向こう側に広がる日本海が素晴らしく、少しだけ何も考えずに眺めたかった。ただそれだけなのです。
そして、いい感じで駅名表示板があったので、フレームの中に収めることにしました。

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富山側から列車がやってきました。前夜、直江津から糸魚川まで乗車した419系のようです。

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そして、直江津側からは、先ほど糸魚川から乗車した475系が戻ってきました。
この列車に乗り込み、糸魚川に戻ります。

●北陸本線 普通 富山行き(534M)
有馬川7:29→糸魚川7:57

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三度、デッドセクションを通過します。

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7月下旬だというのに、日本の屋根にはまだ雪が残っているようです。

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by mickie