柘植に到着しました。ここも大きな屋根に長くて広いホーム。かつて長大編成の列車が行き交っていた名残が残っています。

いまは2両編成の小さな列車がポツンと停車しています。

この柘植は、草津線との接続駅。当初予定ではここから草津線の列車に乗り換えて東海道本線（琵琶湖線〜JR京都線）に抜けるつもりでした。
車窓にはその、当初乗る予定だった列車が止まっています。カフェオレ色の113系でした。

柘植を過ぎると田園風景が広がります。盛夏の頃。稲穂が青々としていますね。

そうして伊賀上野に到着。このベンチ、昔はよく見かけたと思いません？！

柘植と同じく広大な駅構内です。

そして、やはりポツンと停車するディーゼルカー。

このあたりは少し離れた、関西のベッドタウンとしての機能もあります。でも、どちらかというと近鉄線の方が需要はあるようで。こちらの駅前ロータリーは閑散としていました。

次の島ヶ原。ここで対向列車とすれ違うためにしばらく停車しました。

ここはもともと小さな駅だったようですね。ひなびた雰囲気が漂っています。

対向列車、加茂発亀山行きがやって来ました。単線区間ですから、この列車がやってこないと我々が乗る加茂行きは出発できません。

島ヶ原、月ヶ瀬口と進むに連れて、山間部を縫うように走ることになります。

いつのまにか、車窓には木津川が見えはじめました。

あれはホテルの跡でしょうか？？

列車はしばらく、この木津川に沿って走ります。
いつのまにか、三重県から京都府に入っていました。まもなく列車は終点加茂に到着です。