| この書庫のリスト |
| 前の記事 | | 次の記事 |
2006/5/4(木)【洋館と坂の町】
<アーカイブ版>

函館山の次は洋館や教会が点在する坂道の散策です。
軽く「八幡坂」だけを見てあとは通り過ぎようと思ったのですが、なかなかどうして、それぞれの坂や建物に目を奪われてしまいました。
ロープウェイを降りてまず向かったのは二十間坂。道幅が二十間(約36m)もある広い坂です。

イメージ 1

そしてここから少し進んだ場所にあるのがカトリック元町教会であったり…

イメージ 2

函館ハリストス正教会だったりします。

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

いずれの教会も趣があって、外から眺めるだけでも十分楽しむことができました。 時間があれば内部も見学したかったんですけどね…

つぎにたどり着いたのが八幡坂。
この画像ではわかりづらいのですが、視線の先には青函連絡船 摩周丸が係留されています。
そして、1980年代には某食器洗い洗剤のCMでも有名になりました。「チャーミー坂」という呼び名でも知られているようです。

イメージ 6

こちらは日和坂の近くにあるおみやげ屋さんの日和館。趣のある建物は大正11年に建てられたものだそうです。

イメージ 7

そしてその前をしばらく歩いていきます。このあたりはおみやげ屋さんやソフトクリーム屋さんが多く並んでいました。

イメージ 8

その先にあるのは旧函館区公会堂。

イメージ 9

ブルーとイエローの鮮やかな色彩が本当に見事ですね。
ここもやはり、時間の都合で内部を見学することはできませんでした…

明治43年に完成したこの建物は、北海道の代表的な明治洋風建築物で左右対称形になっており、2階にはベランダを配しているほか、屋根窓を置き、玄関、左右入口のポーチの円柱には柱頭飾りがあるなど、特徴的な様式を表しています。
イメージ 10

元町公園から改めて眺めてみました。背後には函館山がそびえています。

イメージ 11

そして基坂。

イメージ 12

坂を下る途中、旧イギリス総領事館のあたりで空を見上げると、ひこうき雲が見えました。

イメージ 13

基坂を下りきると、ミントグリーンの鮮やかな建物が目に入ってきます。大正2年に建てられたという相馬株式会社。現在も会社として使用されているんだそうです。

イメージ 14

基坂の下から坂の上の方を眺めてみましょう。

イメージ 15

このあと、すぐ傍にある赤レンガ倉庫を訪れました。
ゆっくり過ごしたかったのですがあまり時間がなく、少し周囲を散策したのとおみやげを買い込むにとどめました…

イメージ 16

このあと路面電車に乗り、再び函館駅前へ。

イメージ 17

イメージ 18

駅近くには青函連絡船 津軽丸の錨とSL D51の動輪が展示されていました。いずれも往時を偲ぶ過去の遺産ですね。

イメージ 19

さて、この日の函館はここでおしまい。
フェリーターミナルまでのアクセスを調べたところ、バスは出発した直後。JRでの移動も少し時間がかかりそう。仕方なくタクシーに乗り込み、なんとかぎりぎりでターミナルに到着しました。

まるで社員旅行やパッケージツアーの「○時間だけ自由行動」的な動きでしたが、強引にでも海を渡ってよかったです。
| 前の記事 | | 次の記事 |
| この書庫のリスト |
©2010 mickie. All Rights Reserved.
by mickie
サイトトップ