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2006/5/5(金)【奥州平泉 中尊寺】
<アーカイブ版>

横手市を出発した段階で15時すぎ。東京に向けて出発するにはちょうどよさそうな時間でしたが、なんとなく物足りない気分。もう1箇所くらい立ち寄りたい…
そうして急遽立ち寄ることにしたのがここ、中尊寺だったのです。

中尊寺を訪れたのは2度目になります。

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月見坂と呼ばれる長い坂道を上ります。

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この頃には雨も上がっていましたが、厚い雲はずっと空を覆っています。
平泉ののどかな景色。まだ田畑に緑色は見えませんね。

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桜はこれからが見頃でしょうか?

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中尊寺といえば金色堂が有名です。奥州藤原氏4代の遺体が安置されているこの建物。現在はコンクリート造りの覆堂(さやどう)の中にあり、さらに金色堂自体は覆堂の中にあるガラスケースにすっぽりと覆われています。

当然、外から見ることはできません。

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もちろん、私はこの中に入り、この目で実物を見てきました。

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こちらは旧覆堂。木造のこの建物は室町時代に建立された可能性があるそうですが、覆堂自体は鎌倉時代には作られていたようです。もう随分昔から金色堂を守ろうとする動きはあったのですね。

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前回はちょうど夏祭りの頃に訪れました。今回は桜の頃。桜の見頃、これからではなく過ぎてしまったのでしょうか?

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ふたたび月見坂を歩いていきます。

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中尊寺の本堂に立ち寄りました。金色堂は奥州藤原氏4代の遺体を安置している建物ですが、こちらはご本尊を安置する建物。あくまでもこちらが中尊寺の中枢であるのです。

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ひととおり、すこし駆け足気味に中尊寺の境内を回りました。時間は比較的遅く、間もなく閉門時刻。

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再び奥州平泉の景色を眺めてから、この地を後にしました。

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この後東北自動車道に入り、東京に向けて車を走らせました。途中何度も渋滞にはまりつつ、なんとか東北道の羽生SAに辿り着いたのは日付が変わる前後。
ここで仮眠を取り、自宅到着は5月6日の午前2時20分すぎ。

走行距離は2,027Kmに及びました。もし仮に、函館市内に乗り込んでいたらもう少し伸びていたことになりますね。

今回ほど下調べの重要性を思い知らされたことはありません。半面、行程を巧く組めば3日間で色々な場所を訪れることが可能だということもわかりました。

次回はどんなルートを組みましょうかね。
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