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2006/6/10(土)【建長寺と鶴岡八幡宮】
<アーカイブ版>

明月院のあじさいを堪能した後、特に目的地を定めずにしばらく歩くと、大きな門が視界に入ってきました。
鎌倉五山のひとつ、建長寺です。

人や観光バスで溢れる外門、総門をくぐり、三門までやってきました。

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すぐそばに鐘楼もあります。

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三門の先には仏殿があります。この仏殿はかつて芝 増上寺にあった建物で江戸時代にこちらへ移築されたようです。

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こちらは堂内に安置されているのはご本尊の地蔵菩薩坐像です。

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さらに、仏殿の先に足を運ぶとそこには法堂(講堂)に辿り着きます。

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こちらの堂内には千手観音坐像が安置されています。でも、その前にはおよそ日本風の仏像とは雰囲気が異なる仏像が安置されていました。

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この仏像は、パキスタンで発見された仏像で、紀元2〜3世紀の作とされている「釈迦苦行像」。実際に発見された像はパキスタンの国立美術館に安置されていますが、こちらは「愛・地球博(愛知万博)」の時に展示されたレプリカで、閉幕後、この建長寺に寄贈されたのだそうです。

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法堂の天井には墨絵が描かれていました。この墨絵「雲龍図」は1997年に描かれたもので、それまでは1814年に再建された時から天井画が描かれていなかったそうです。

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方丈は境内の奥の方にありました。その入り口にあたる唐門。こちらも芝 増上寺から移築されたものだそうです。

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方丈は京都から移築されもので、庭園は夢窓礎石の作といわれています。

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この建長寺、1293年に発生した鎌倉大地震やその後の火災で創建当初の建物の大半を失ったと言われています。
その後、江戸時代に主要な建物が新築されたり他所から移築されたようです。

建長寺の次には鶴岡八幡宮を訪れましたが、この日は舞殿が修復工事中。少しお参りするに留めました。
まずはシンボルとも言える大銀杏。源実朝が暗殺された頃から植えられていたと伝えられています。

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大石段の下から本宮を見上げています。

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参拝を終え、鎌倉駅に向かいました。太鼓橋の向こう側には工事中の舞殿や本宮も見えます。

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そして、談葛を歩き、鎌倉駅へと向かいました。

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JR鎌倉駅の駅舎。バスターミナルもある駅本屋側でしょうか。

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でも、私はJRの列車ではなくこちら、江ノ電に乗り込みます。

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