2006/11/5（日）【日光 金谷ホテル】
この日の最終目的地は日光金谷ホテルでした。ちょうど「蔵出し写真展」と称する展覧観が催されていて、一目見てみたかったのです。
今回の展示物、なんと創世記から戦中戦後までの原盤（今でいうフィルム）を元に現像し、さらにデジタル処理をすることでとても鮮明に再現されていました。
そのクオリティの高さ、まさか半世紀〜1世紀以上も前に撮られたとは思えないものばかりでした。
それほどまでに歴史のある日光金谷ホテル。ほんの少しだけ夜の様子を撮影してみました。
明治期に建てられた本館。
そして昭和初期に建てられた別館。
いずれも、特徴的な外観と暖かみのある白熱灯の色合いが、とてもいい雰囲気を醸し出しています。
さて、本館の廊下を歩いて「蔵出し写真展」が開催されている会場へと向かいます。
本館の奥には特徴的なドアがありました。
プールやスケートリンクを眺めることができる「竜宮」へ通じる階段です。今回の会場は、この「竜宮」です。
これらも明治・大正の頃から使われているのでしょう。竜宮に対峙する観覧亭の照明です。ご覧の通りこれも現役です。
古き良き、近代日本における日光の片鱗を感じられませんか？？
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