増上寺をあとにして、次に向かったのは千代田区丸の内。
駅前再開発や東京駅丸の内駅舎の復元など、さまざまな話題で盛り上がる丸の内に、どうしても訪れてみたい場所がありました。
明治生命館です。
明治生命館は、東京都千代田区丸の内二丁目にある、鉄骨鉄筋コンクリート造、地上8階、地下2階のビル。1934年(昭和9年)竣工。国の重要文化財に指定される歴史的建造物であると同時に明治安田生命保険の本社ビルとして現役利用されている
太平洋戦争後は、GHQに接収。アメリカ極東空軍司令部として使用され、対日理事会の第1回会議は明治生命館2階の会議室で行われた。1956年(昭和31年)、アメリカ軍から返還された。
日比谷通り沿い、皇居外苑の向かい側に建つこの建物は、昭和初期に建築され、以来激動の戦中戦後を経て、現在も明治安田生命の窓口として現役なんだそうです。
背後に建つ高層館の明治安田生命ビルがかすかに見えていますが、明治生命館の堂々たる姿はさすがです。
見事な照明器具、戦前らしいモダンなデザインです。そして装飾も見事なものです
まさに、白亜の殿堂ですね。
このあと、明治生命館の内部を見学したり、他の場所を散策したあと、再び明治生命館の外観を眺めてみると、白亜の殿堂は夕陽に染まって鮮やかなオレンジ色になりました。